新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3638【JR武蔵野線】千ケヨM51編成が廃車

2019年6月28日、武蔵野線向け205系0番台の千ケヨM51編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している京葉車両センター(新習志野駅)から総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。

今回廃車されたのは以下の8両

1号車 クハ205-101 1989年9月30日新製(川重)
2号車 モハ205-270 1989年9月27日新製(川重)
3号車 モハ204-270 1989年9月27日新製(川重)
4号車 モハ205-271 1989年9月27日新製(川重)
5号車 モハ204-271 1989年9月27日新製(川重)
6号車 モハ205-272 1989年9月30日新製(川重)
7号車 モハ204-272 1989年9月30日新製(川重)
8号車 クハ204-101 1989年9月30日新製(川重)

補足情報

武蔵野線向け205系0・5000番台の撤退は、予定全42編成中18編成目。

今回廃車となった千ケヨM51編成は、2015年3月14日で武蔵野線の運用数が増加するのに合わせて、E233系8000番台の導入により置き換えられた南武線205系電車を組み替えて組成した編成だった。元横ナハ5編成の中間車を、元横ナハ6編成のうち4両で挟み込んだ、界磁添加励磁制御装置のままの8両編成であり、電動車が6両組み込まれているため、5号車のモハ204-271号はMG(電動発電機)が撤去されている。南武線時代にシングルアームパンタグラフへ交換されていたのは、千ケヨM52編成と合わせて2015年に南武線から転入した編成のみに見られる特徴であった。この編成は、2015年2月2日の転入から約4年4ヶ月間武蔵野線で運用された。

この編成は2019年6月26日の873E(西船橋発 各駅停車 新習志野行)が最後の営業運転となった。この列車は京葉線内だけの運用であり、武蔵野線内で営業運転を行ったのは、同日の773E(東所沢発 各駅停車 海浜幕張行)が最後だった。

今後は、インドネシアのPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される。武蔵野線からは137~144両目となり、JR東日本205系電車としては通算613~620両目(埼京・川越線180両、横浜線176両、南武線120両、武蔵野線144両)となる。2019年は192両(8両編成24本)が譲渡される予定となっており、そのうちの89~96両目(12編成目)である。1号車車両のクハ205-101号については、元千ケヨM27編成の4号車だったサハ205-101号(武蔵野線線)と番号重複が発生する。8号車車両のクハ204-101号については、元横クラH1編成の2号車だったサハ204-101号(横浜線)と番号重複が発生する。これは、インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するためである。

武蔵野線向け205系0・5000番台のインドネシア譲渡に当たっては、京葉車両センターで前面行先表示機と編成番号札を模した特別装飾を施している。今回、行先表示はJakarta(ジャカルタ)で背景にあやめのイラストが描かれ、編成札は武蔵野線205系電車の通常の編成札を模したものだった。

【廃車車両の車歴】
全車両:中原→京葉(2015-02-02)

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/04、作業コード:5-3565-1020-9090-7)

今後の掲載予定

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