2019年4月26日、武蔵野線向け205系5000番台の千ケヨM14編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している京葉車両センター(新習志野駅)から総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF81-134。
今回廃車されたのは以下の8両
1号車 | クハ205-45 | 1988年1月22日新製(日立) |
2号車 | モハ205-5027 | 1988年1月22日新製(日立) |
3号車 | モハ204-5027 | 1988年1月22日新製(日立) |
4号車 | サハ205-89 | 1988年1月22日新製(日立) |
5号車 | サハ205-90 | 1988年1月22日新製(日立) |
6号車 | モハ205-5028 | 1988年1月22日新製(日立) |
7号車 | モハ204-5028 | 1988年1月22日新製(日立) |
8号車 | クハ204-45 | 1988年1月22日新製(日立) |
補足情報
武蔵野線向け205系0・5000番台の撤退は、予定全42編成中15編成目。
今回廃車となった千ケヨM14編成は、元山手線の東トウ45編成を8両編成に短縮して組成された編成であり、2004年8月5日に改造されてから、武蔵野線では約14年8ヶ月間使用された。2・3号車のモハ205/204-5027号はモハ205/204-133号から改造され、6・7号車のモハ205/204-5028号はモハ205/204-135号から改造された。モハ204-5027号・5028号ともMG(電動発電機)搭載車である。
この編成は2019年4月23日の887E(府中本町発 各駅停車 新習志野行)が最後の営業運転となった。
今後は、インドネシアのPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される。武蔵野線からは113~120両目となり、JR東日本205系電車としては通算589~596両目(埼京・川越線180両、横浜線176両、南武線120両、武蔵野線120両)となる。2019年は192両(8両編成24本)が譲渡される予定となっており、そのうちの65~72両目(9編成目)である。1号車車両のクハ205-45号については、元横クラH28編成の4号車だったモハ205-45号(横浜線)と番号重複が発生する。4号車車両のサハ205-89号については、元宮ハエ1編成の10号車だったクハ205-89号(埼京・川越線)と番号重複が発生する。5号車車両のサハ205-90号については、元横クラH27編成の4号車だったモハ205-90号(横浜線)と番号重複が発生する。8号車車両のクハ204-45号については、元横クラH28編成の3号車だったモハ204-45号(横浜線)、元宮ハエ22編成の2号車だったサハ204-45号(埼京・川越線)と番号重複が発生する。これは、インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するためである。
武蔵野線向け205系0・5000番台のインドネシア譲渡に当たっては、京葉車両センターで前面行先表示機と編成番号札を模した特別装飾を施している。今回、行先表示はJakarta(ジャカルタ)で背景にタンポポのイラストが描かれ、編成札は武蔵野線205系電車の通常の編成札を模したものだった。
【廃車車両の車歴】
全車両:山手→東京(2004-06-01)→京葉(2004-08-05)
※本日(2019年5月1日)は、2回投稿いたしました。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/04、作業コード:5-3555-1000-3010-8)今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。