新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

Y3363【東急池上線・多摩川線】雪が谷7905Fが廃車

2018年10月26日、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の雪が谷7905Fが、廃車のため、所属している雪が谷検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで回送した。保安機器の都合で、全区間でTOQ-iを連結した。

今回廃車されたのは以下の3両

1号車 クハ7905 1966年2月15日新製(東急)
2号車 デハ7805 1965年9月30日新製(東急)
3号車 デハ7705 1966年2月15日新製(東急)

補足情報

池上線・東急多摩川線向け7700系電車の廃車は、予定全12編成中11編成目。

クハ7906号の種車はデハ7043号、デハ7806号の種車はデハ7168号、デハ7706号の種車はデハ7044号。デハ7043号とデハ7044号は田園都市線を新製配置としており、田園都市線に配置された初めての7000系電車(初代)だった。1985年11月15日に大井町線に転属した。デハ7168号は東横線を新製配置としており、1985年3月2日付で大井町線に転属した。クハ7905号とデハ7705号は1987年12月1日付で先行改造され、7903F(4両編成)と連結した6両編成で大井町線に配置された。1988年11月12日付でデハ7805号とサハ7955号(廃車)が追加で改造されて正式な4両編成を組成した。その後は大井町線で暫定使用の後、1989年3月19日付で4両編成対応工事の終わった目蒲線へ転属し、2000年8月6日の目蒲線分断後は3両編成に短縮して東急多摩川線、および東急多摩川線と共通運用化された池上線で使用された。

今回、2代目7000系電車の7次車が導入されたことに伴い、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の残存6編成は全て置き換えられることになり、この編成はそのうちの5番目の撤退車両となった。最後の営業運転は、2018年10月26日の012-081(五反田発 各停 雪が谷大塚行)だった。今後は、2両編成に短縮して養老線管理機構へ譲渡され、養老鉄道養老線で使用されることになる。

※本日(2018年10月30日)は、2回投稿いたします。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/12/05、作業コード:5-2005-8080-6102-0)

今後の掲載予定

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