新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

Y3242【東急池上線・多摩川線】雪が谷7914Fが廃車

2018年7月26日、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の雪が谷7914Fが、廃車のため、所属している雪が谷検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで回送した。保安機器の都合で、全区間でTOQ-iを連結した。

今回廃車されたのは以下の3両

1号車 クハ7914 1964年3月10日新製(東急)
2号車 デハ7814 1964年3月10日新製(東急)
3号車 デハ7714 1966年9月10日新製(東急)

補足情報

池上線・東急多摩川線向け7700系電車の廃車は、予定全12編成中7編成目。

池上線・東急多摩川線向け7700系電車は、2018年度に6編成導入される7000系電車によって全て置き換えられ、引退する予定となっており、2018年4月1日時点で残存している6編成の中から、最初の撤退編成が発生した。この編成の撤退により、残りは5編成となった。

クハ7914号の種車はデハ7027号、デハ7814号の種車はデハ7120号、デハ7714号の種車はデハ7062号。デハ7027号とデハ7120号の新製配置は東横線(地下鉄日比谷線直通運転対応車)で、1985年11月10日に大井町線へ転属した。デハ7062号の新製配置は田園都市線だった。この3両は1988年3月3日に東横線へ転属したことで初めて同一路線へ配置されることになり、1988年12月26日に大井町線へ一時的に転属した後、1989年3月19日の目蒲線4両編成化に伴い同線へ転属した。目蒲線に所属中の1991年6月4日に、7700系電車の第14編成に改造された。その後、池上線でワンマン運転を開始するため、3両編成に短縮してワンマン対応改造を施工し、1995年3月10日付で池上線に転属していた(池上線に初めて配置された7700系電車である)。この時に、目蒲線に残留した7700系電車と区別するため「歌舞伎塗装」と通称される独特の前面装飾に変更されたほか、車体側面に行先表示機が設置されていたのがこの編成を含めた「歌舞伎塗装」編成の特徴だった。

この編成は2018年7月26日の011-081(五反田発 各停 雪が谷大塚行)が最後の営業運転となった。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/12/05、作業コード:5-2575-8030-5000-2)

今後の掲載予定

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