新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

Y3401【東急池上線・多摩川線】雪が谷7901Fが廃車

2018年11月26日、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の雪が谷7901Fが、廃車のため、所属している雪が谷検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで回送した。保安機器の都合で、全区間でTOQ-iを連結した。

今回廃車されたのは以下の3両

1号車 クハ7901 1966年3月24日新製(東急)
2号車 デハ7801 1964年3月10日新製(東急)
3号車 デハ7701 1966年9月10日新製(東急)

補足情報

池上線・東急多摩川線向け7700系電車の廃車は、予定全12編成中12編成目。
この編成の廃車により、東急電鉄から7700系電車が全て消滅した。

クハ7901号の種車はデハ7045号、デハ7801号の種車はデハ7114号、デハ7701号の種車はデハ7064号。デハ7045号の新製配置は田園都市線で、1985年3月23日付で大井町線へ転属した。デハ7114号の新製配置は東横線で、1984年12月13日付で大井町線へ転属した。デハ704号は初代7000系電車のラストナンバーであり、新製配置は東横線で、1987年3月17日付で大井町線へ転属した。1987年7月31日付で7700系電車に改造され、その後はしばらく7902F(2両)と連結した6両編成で運転されていた。1989年3月19日付で4両編成対応工事の終わった目蒲線へ転属し、2000年8月6日の目蒲線分断後は3両編成に短縮して東急多摩川線、および東急多摩川線と共通運用化された池上線で使用された。

今回、2代目7000系電車の7次車が導入されたことに伴い、池上線・東急多摩川線向け7700系電車の残存6編成は全て置き換えられることになり、この編成はそのうちの6番目の撤退車両となった。最後の営業運転は、2018年11月22日の012-081(五反田発 各停 雪が谷大塚行)だった。今後は、2両編成に短縮して養老線管理機構へ譲渡され、養老鉄道養老線で使用されることになる。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/12/05、作業コード:5-2525-9050-6020-8)

今後の掲載予定

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