2018年10月24日~25日、中央・総武線向けE231系0番台4M6T編成の八ミツB27編成が、編成組換工事施工と一部中間車の廃車・解体のため、豊田車両センター(豊田駅)から盛岡車両センター青森派出所(JR東日本テクノロジー青森改造センター/青森駅)まで配給・入場した。牽引は、豊田駅から高崎駅がEF64-1031、高崎駅から青森駅がEF81-141。
今回入場したのは以下の10両
1号車 | クハE231-27 | 2001年3月14日新製(東急) |
2号車 | サハE231-79 | 2001年3月14日新製(東急) |
3号車 | モハE231-53 | 2001年3月14日新製(東急) |
4号車 | モハE230-53 | 2001年3月14日新製(東急) |
5号車 | サハE230-27 | 2001年3月14日新製(東急) |
6号車 | サハE231-80 | 2001年3月14日新製(東急) |
7号車 | サハE231-81 | 2001年3月14日新製(東急) |
8号車 | モハE231-54 | 2001年3月14日新製(東急) |
9号車 | モハE230-54 | 2001年3月14日新製(東急) |
10号車 | クハE230-27 | 2001年3月14日新製(東急) |
補足情報
中央・総武線向けE231系0番台4M6T編成の撤退は、予定全43編成中15編成目。
この編成は2018年10月20日の1637C(千葉発 各駅停車 三鷹行)が最後の営業運転となった。
八ミツB27編成は、習志野電車区向けに製造された最後の編成(千ラシ121編成)であり、習志野電車区配置の車両が三鷹電車区に全て転属して以降は三鷹電車区(現・三鷹車両センター)に配置された。2009年度から2011年度にかけて、山手線向けE231系500番台の10号車と7号車に組み込まれていた6扉車(サハE230-500)を、4扉車(サハE231-4600、サハE231-600)へと組み替えることになった時に、組換対象となった付随車の配給(新津→東京)、廃車(東京→長野)や、新津車両製作所で落成後の公式試運転に使用するための伴車として、東京総合車両センターに一時的に転属していた。伴車となったのは付随車を抜いた6両だけだが、4両の付随車も書類上は東京総合車両センターに配置されており、同センター構内で保留車として留置されていた。2011年11月1日付で三鷹車両センターに復帰した後は、元の10両編成を再び組成し、中央・総武線で通常の運用に充当されていた。
今回の入場では、2号車のサハE231-79号と5号車のサハE230-27号を廃車とし、八ミツB17編成からモハE231-33号、モハE230-33号を組み込むことになる。これにより、E231系500番台と性能を揃えた、オール4扉車の6M4T編成を組成することになる。また、編成組換工事に合わせて、機器更新工事とホームドア対応改造工事も施工される。
【廃車車両の車歴】
2・5号車:習志野→三鷹(2003-12-15)→東京(2010-01-21)→三鷹(2011-11-01)
※本日(2018年10月29日)は、2回投稿しました。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/29、作業コード:5-4005-8070-4092-3)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。