新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y1742【JR埼京・川越線】宮ハエ32編成が廃車

2014年2月21日、埼京・川越線向け205系0番台6扉車非組込編成の宮ハエ32編成が、廃車・海外譲渡のため、高崎駅から、新津車両製作所(新津駅)まで配給された。牽引はEF81-140。

今回廃車されたのは以下の10両

10号車 クハ205-54 1988年3月28日新製(東急)
9号車 モハ205-160 1988年3月28日新製(東急)
8号車 モハ204-160 1988年3月28日新製(東急)
7号車 サハ205-146 1989年6月8日新製(川重)
6号車 モハ205-161 1988年3月28日新製(東急)
5号車 モハ204-161 1988年3月28日新製(東急)
4号車 サハ205-147 1989年6月8日新製(川重)
3号車 モハ205-162 1988年3月28日新製(東急)
2号車 モハ204-162 1988年3月28日新製(東急)
1号車 クハ204-54 1988年3月28日新製(東急)

補足情報

埼京・川越線向け205系0番台の撤退は、予定全32編成中31編成目。

宮ハエ32編成は山手線が新製配置の元・東トウ54編成であり、2004年10月16日ダイヤ改正埼京線の運用数増加があることに対応するために転用された。2001年度から2005年度にかけて行われた205系電車の大転配では、東トウ54編成は武蔵野線に千ケヨM15編成として転用される予定であったが、埼京線の運用数増加のため計画を変更して転用されたものである。このため、大転配計画によって2002年に埼京線所属になった宮ハエ31編成とは異なり、6扉車は組み込まれなかった(東トウ54編成に組み込まれていたサハ204-37号は、宮ハエ22編成に組み込まれた)。しかし、2008年に一時期サハ204-1・2を組み込んで6扉車2両化が実施されたことがあり、その後宮ハエ1編成と付随車の交換を実施した。宮ハエ1編成は埼京・川越線生え抜きの編成であるため、組み換え以降は客室扉の窓の大きさが編成内で不揃いの状態となった。

今後はインドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKへ譲渡される。埼京・川越線向け205系電車の譲渡は、予定全18編成中18編成目。

【廃車車両の車歴】
10~8・6・5・3~1号車:山手→東京(2004-06-01)→川越(2004-08-19)
7・4号車:川越(転属歴なし)

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/13、作業コード:3-1520-4664-8346-2)

今後の掲載予定

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