新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3158【JR八高・川越線】宮ハエ84編成・85編成が廃車

2018年5月11日、八高・川越線向け205系3000番台の宮ハエ84編成と、同宮ハエ85編成が、廃車のため、所属している川越車両センター(南古谷駅)から長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。

今回廃車されたのは以下の8両

宮ハエ84編成
4号車 クハ205-3004 1985年7月9日新製(川重)
3号車 モハ205-3004 1985年8月29日新製(近車)
2号車 モハ204-3004 1985年8月29日新製(近車)
1号車 クハ204-3004 1985年7月9日新製(川重)
宮ハエ85編成
4号車 クハ205-3005 1985年9月3日新製(東急)
3号車 モハ205-3005 1985年9月3日新製(東急)
2号車 モハ204-3005 1985年9月3日新製(東急)
1号車 クハ204-3005 1985年9月3日新製(東急)

補足情報

八高・川越線向け205系3000番台の撤退は、予定全5編成中2・3編成目。

八高・川越線では、209系3500番台とE231系3000番台の導入により既存車両の置き換えが進んでおり、E231系3000番台の宮ハエ42編成と209系3500番台の宮ハエ52編成が営業運転に投入されたことで、今回の2編成が運用から撤退することになった。

宮ハエ84編成は、元東ヤテ5編成の付随車(サハ205-9号・10号)を先頭車化改造し、元東トウ12編成の電動車2両(モハ205-34号・モハ204-34号)を組み込んで、郡山総合車両センターで組成された。2004年10月29日の八高・川越線転入から約13年7ヶ月間使用されていた。2018年4月29日の2365H(川越発 高麗川行)が最後の営業運転となった。

クハ205-3004号とクハ204-3004号はJR東日本に残存する205系電車の中では最古参であったが今回廃車されることになった。なお、量産第1号編成(南シナ5編成)からは山手線時代に同じ編成だった武蔵野線のクハ205-5号とクハ204-5号、仙石線モハ205-3118号とモハ204-3118号の計4両が現在もJR東日本に残存している。

宮ハエ85編成は、元東トウ13編成のうち4両(サハ205-25号・26号、モハ205-37号・モハ204-37号)から秋田総合車両センターで改造され、組成していた。2005年1月29日の八高・川越線転入から約13年4ヶ月間使用されていた。2018年5月4日の779E→778H(八王子発 川越行)が最後の営業運転となった。

【廃車車両の車歴】
宮ハエ84編成:品川→山手(1985-11-01)→東京(2004-06-01)→川越(2004-10-29)
宮ハエ85編成:品川→山手(1985-11-01)→東京(2004-06-01)→川越(2005-01-29)

追記

宮ハエ85編成は富士急行に譲渡された(2018-08-22)

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/13、作業コード:4-2555-7010-7030-9)

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