新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3239【JR八高・川越線】宮ハエ81編成・83編成が廃車

2018年7月23日~24日、八高・川越線向け205系3000番台の宮ハエ81編成と、同宮ハエ83編成が、廃車のため、所属している川越車両センター(南古谷駅)から長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。

今回廃車されたのは以下の8両

宮ハエ81編成
4号車 クハ205-3001 1985年7月23日新製(東急)
3号車 モハ205-3001 1985年7月23日新製(東急)
2号車 モハ204-3001 1985年7月23日新製(東急)
1号車 クハ204-3001 1985年7月23日新製(東急)
宮ハエ83編成
4号車 クハ205-3003 1985年8月20日新製(川重)
3号車 モハ205-3003 1985年8月20日新製(川重)
2号車 モハ204-3003 1985年8月20日新製(川重)
1号車 クハ204-3003 1985年8月20日新製(川重)

補足情報

八高・川越線向け205系3000番台の撤退は、予定全5編成中4・5編成目。

八高・川越線では、209系3500番台とE231系3000番台の導入により既存車両の置き換えが進んでおり、209系3500番台の宮ハエ51編成と宮ハエ53編成が営業運転に投入されたことで、今回の2編成が運用から撤退することになった。

205系3000番台は、2003年8月23日に宮ハエ82編成が組成されて誕生したが、今回の宮ハエ81編成・宮ハエ83編成の撤退に伴い、消滅した。八高・川越線での205系電車の運用期間は、2003年11月10日の営業運転開始から、2018年7月15日の最終営業運転までの、約14年8ヶ月間だった。

宮ハエ81編成は、元東ヤテ8編成のうち4両(サハ205-15号・16号、モハ205-22号・モハ204-22号)から大宮工場で改造され、組成していた。2003年10月29日の八高・川越線転入から約14年9ヶ月間使用されていた。2018年7月10日の779E→778H(八王子発 川越行)が最後の営業運転となった。

宮ハエ83編成は、元東トウ9編成のうち4両(サハ205-17号・18号、モハ205-25号・モハ204-25号)から秋田総合車両センターで改造され、組成していた。2004年9月6日の八高・川越線転入から約13年10ヶ月間使用されていた。2018年7月15日の2168H(高麗川発 川越行)が最後の営業運転となった。

今後については、社内転用は考えにくいが、他の鉄道事業者へ譲渡される可能性もあり、動向が注目される。

【廃車車両の車歴】
宮ハエ81編成:品川→山手(1985.11.01)→川越(2003.10.29)
宮ハエ83編成:品川→山手(1985.11.01)→東京(2004.06.01)→川越(2004.09.06)

※本日(2018年7月28日)は、2回投稿いたします。

追記

宮ハエ81編成は富士急行に譲渡された(2019-10-13)

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/13、作業コード:4-2575-8020-5080-0)

今後の掲載予定

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