2011年7月27日、常磐線各駅停車向け203系100番台の東マト67編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している松戸車両センター(松戸駅)から新潟貨物ターミナル駅まで配給された。牽引はEF81-134。
今回廃車されたのは以下の10両
10号車 | クハ203-107 | 1986年2月18日新製(川重) |
9号車 | モハ203-119 | 1986年2月18日新製(川重) |
8号車 | モハ202-119 | 1986年2月18日新製(川重) |
7号車 | サハ203-113 | 1986年2月18日新製(川重) |
6号車 | モハ203-120 | 1986年2月18日新製(川重) |
5号車 | モハ202-120 | 1986年2月18日新製(川重) |
4号車 | サハ203-114 | 1986年2月18日新製(川重) |
3号車 | モハ203-121 | 1986年2月18日新製(川重) |
2号車 | モハ202-121 | 1986年2月18日新製(川重) |
1号車 | クハ202-107 | 1986年2月18日新製(川重) |
補足情報
常磐線各駅停車向け203系0・100番台の撤退は、予定全17編成中12編成目。
新潟貨物ターミナル駅到着の翌日に同駅から黒山駅まで甲種輸送され、新潟トランシス新潟事業所に入場した。28日の甲種輸送の荷主がアルフォート社(※)のため、フィリピン国鉄に譲渡されるとみられる。フィリピン国鉄に譲渡される203系電車はこの編成が初めてである。譲渡後は機関車牽引の客車として利用されることから、床下機器が不調のこの編成でも譲渡が成立したものとみられる。フィリピンには過去にアルフォート社の海運によって12系寝台客車などが譲渡された実績があり、今回は他の気動車などと共にフィリピンへ渡る。
※脚注:インドネシアのPT KAI Communter JABODETABEKに譲渡される車両の荷主はジャグロトランス社で、この会社によって最低でも5編成は203系電車がインドネシアに渡る。
追記
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