新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3076【JR武蔵野線】千ケヨM24編成が廃車

2018年3月2日、武蔵野線向け205系5000番台の千ケヨM24編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している京葉車両センター(新習志野駅)から総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF81-140。

今回廃車されたのは以下の8両

1号車 クハ205-33 1986年5月13日新製(川重)
2号車 モハ205-5047 1986年5月13日新製(川重)
3号車 モハ204-5047 1986年5月13日新製(川重)
4号車 サハ205-65 1986年5月13日新製(川重)
5号車 サハ205-66 1986年5月13日新製(川重)
6号車 モハ205-5048 1986年5月13日新製(川重)
7号車 モハ204-5048 1986年5月13日新製(川重)
8号車 クハ204-33 1986年5月13日新製(川重)

補足情報

武蔵野線向け205系0・5000番台の撤退は、予定全42編成中1編成目。

武蔵野線では長らく205系電車が主力車両として使用されてきたが、209系500番台E231系0・900番台に全車両(0番台6編成、5000番台36編成)が置き換えられることが決まった。武蔵野線205系5000番台が唯一配置されている路線であり、クハ205形・モハ204形・サハ205形・クハ204形の0番台車両が最後まで残った路線でもあるが、これらは全て廃車となる予定である。廃車後は336両全てがPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される予定になっている。

今回廃車となった千ケヨM24編成は、全車両が山手電車区(山手線)を新製配置とする車両であり、山手線時代の編成番号は南ヤテ→東ヤテ→東トウ33編成であった。モハ車両のうち、モハ205/204-5047号の種車モハ205/204-97号で、モハ205/204-5048号の種車モハ205/204-98号である。2005年3月10日に改造されてから、武蔵野線では約13年0ヶ月間使用された。

この編成は2018年2月20日の1839E(府中本町発 各駅停車 新習志野行)が最後の営業運転となった。

今後は、インドネシアのPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される。武蔵野線からは1~8両目となり、JR東日本205系電車としては通算477~484両目(埼京・川越線180両、横浜線176両、南武線120両、武蔵野線8両)となる。5号車車両のサハ205-66号については、元横クラH6編成の8号車だったクハ205-66号(横浜線)、元横ナハ38編成の4号車だったモハ205-66号(山手線→南武線)と番号重複が発生する(インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するため)。

【廃車車両の車歴】
全車両:山手→東京(2004-06-01)→京葉(2005-03-10)

※本日(2018年3月7日)は、2回投稿いたします。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/04、作業コード:5-2535-7000-0070-8)

今後の掲載予定

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