2021年5月24日、副都心線向け7000系電車8両編成の和光第15編成(7115F)が、疎開していた和光検車区新木場分室(新木場CR/メトロ車両工事事務所)で構内移動した。
今回廃車されたのは以下の8両
8号車 | CT1 | 7115 | 1974年8月1日新製(東急) |
7号車 | M1 | 7315 | 1983年5月4日新製(東急) |
6号車 | M2 | 7415 | 1983年5月4日新製(東急) |
5号車 | Tc1 | 7515 | 1983年5月4日新製(東急) |
4号車 | Tc2 | 7215 | 1983年5月4日新製(東急) |
3号車 | M1 | 7915 | 1974年8月1日新製(東急) |
2号車 | M2 | 7815 | 1974年8月1日新製(東急) |
1号車 | CT2 | 7015 | 1974年8月1日新製(東急) |
補足情報
副都心線向け7000系電車8両編成の廃車は、予定全15編成中1編成目。
今回廃車になった7115Fは、有楽町線池袋駅-銀座一丁目駅間開業に伴って1974年度に導入された1次車編成であり、当初は5両編成だったが、1983年度の営団成増駅(現・地下鉄成増駅)-池袋駅間開業に伴って3次車の中間車を増結し10両編成になった。2002年11月19日にB修工事と機器更新工事(VVVFインバータ化)が施工された(1・2次車計20編成のうち、一番最後にB修工事が施工された編成でもある)。中期VVVF化編成であったため、副都心線開業に当たっては8両編成に短縮されることになり、2007年12月4日付で副都心線対応工事が施工された。10両編成時代は6M4Tだったが、8両化後は4M4T化されている。
この編成は2020年1月に車両故障のため運用を離脱、その後7月に運用復帰したもののまもなく再び故障して以降は運用に戻らず、11月10日に和光検車区新木場分室へ回送されていた。それ以降、半年間に亘って廃車を前提とした疎開が続いていたものの、8両編成の17000系が既に落成していることもあり、ついに廃車されることになった。書類上の除籍日は2021年5月24日頃と推測される。今後は解体されるものと思われる。
※本日(2021年5月27日)は、2回投稿します。
今後の掲載予定
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