2021年5月25日、特急列車向けE257系5000番台の宮オオOM-91編成が、転用改造工事を終えて長野総合車両センター(長野駅)を出場し、所属している大宮総合車両センター東大宮センター(東大宮操車場駅)まで自力回送した。
今回出場したのは以下の9両
9号車 | クハE257-5105←クハE257-105 | 2002年1月10日新製(日立) |
8号車 | モハE257-5005←モハE257-5 | 2002年1月10日新製(日立) |
7号車 | モハE256-5005←モハE256-5 | 2002年1月10日新製(日立) |
6号車 | モハE257-5005←モハE257-1005 | 2002年1月10日新製(日立) |
5号車 | サハE257-5005←サハE257-5 | 2002年1月10日新製(日立) |
4号車 | サロハE257-5005←サロハE257-5 | 2002年1月10日新製(日立) |
3号車 | モハE257-5105←モハE257-105 | 2002年1月10日新製(日立) |
2号車 | モハE256-5105←モハE256-105 | 2002年1月10日新製(日立) |
1号車 | クハE256-5005←クハE256-5 | 2002年1月10日新製(日立) |
補足情報
特急列車向けE257系5000番台の転用改造工事出場は、1編成目。
この編成は、中央線系統特急列車向けE257系0番台基本編成の長モトM-105編成から改造された。
大宮総合車両センター東大宮センターには、特急「踊り子」「湘南」用としてE257系2000・2500番台が配置されていたが、今回はE257系5000番台が配置された。既に配置されたE257系5500番台同様、定期運用には充当せず波動輸送専用に運用されることが想定されており、リニューアル工事と機器更新工事は施工されたが、定期運用に充当するために必要な設備については設置が省略されている。2000番台では4号車の半室グリーン車が全室グリーン車に改造(普通車部分の格上げ改造)されていたが、5000番台では半室グリーン車のままとなっているほか、座席モケットのデザインが変更されていない車両が存在する模様である。この編成は松本車両センターに所属していた頃から大宮総合車両センター東大宮センターに常駐して臨時列車等に充当されていたため、今回正式に転属した後も同様の運用方法をするものと推測される。編成番号については、波動輸送用の9両編成であるためOM-90番台に区分された。
※本日(2021年5月27日)は、2回投稿しました。
今後の掲載予定
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