新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3144【JR中央・総武線】八ミツB11編成が編成組換工事出場

2018年4月24日、中央・総武線向けE231系0番台6M4T編成の八ミツB11編成が、編成組換工事・機器更新工事を終えて秋田総合車両センター(土崎駅)を出場し、大宮総合車両センター東大宮センター(東大宮操車場駅)まで配給された。牽引はEF81-134。

今回出場したのは以下の10両

1号車 クハE231-11 2000年8月3日新製(JR新津)
2号車 モハE231-21 2000年8月3日新製(JR新津)
3号車 モハE230-21 2000年8月3日新製(JR新津)
4号車 サハE231-32 2000年8月3日新製(JR新津)
5号車 モハE231-9 2000年4月27日新製(JR新津)
6号車 モハE230-9 2000年4月27日新製(JR新津)
7号車 サハE231-33 2000年8月3日新製(JR新津)
8号車 モハE231-22 2000年8月3日新製(JR新津)
9号車 モハE230-22 2000年8月3日新製(JR新津)
10号車 クハE230-11 2000年8月3日新製(JR新津)

補足情報

中央・総武線向けE231系0番台6M4T編成の編成組換工事出場は、予定全6編成中1編成目。
編成組換工事と同時に、機器更新工事も施工された。

この編成は、中央・総武線向けE231系0番台4M6T編成の八ミツB11編成から、旧2号車と旧5号車を外し、旧6号車(新4号車)と7号車の間に八ミツB5編成の3・4号車に組み込まれていた電動車を組み込んで、6M4Tの10両編成を組成した。

中央・総武線では、山手線から転用されたE231系500番台の導入に伴い、209系500番台E231系0番台の置き換えが進んでいるが、中央・総武線で必要な車両数が地下鉄東西線直通用の車両を除き58編成であるのに対し、E231系500番台が52編成しかないため、既存の車両のうち6編成は置き換えきれず残留することになる。この6編成は全てE231系電車とした上で、6M4Tの10両編成を組成する500番台編成に合わせて、元々は4M6Tだった0番台編成も6M4Tに組成を変更し、500番台編成と電動車比率を揃えることになった。連結器の構造の都合から、主に習志野電車区向けに製造された車両で組成することになり、残留第1号は八ミツB11編成となった。新たに組み込まれる電動車は元八ミツB5編成から供出され、元八ミツB5編成は既に八高・川越線へ転出している。

機器類の改造は全て盛岡車両センター森派出所(JR東日本テクノロジー青森改造センター)で施工されており、秋田総合車両センターでは機器更新工事施工に伴う定期検査と、6扉車組み込みを示すステッカーの撤去、旧4号車(新3号車のモハE230-21号と新6号車のモハE230-9号)の弱冷房車ステッカーの撤去、新4号車(旧6号車のサハE231-32号)への弱冷房車ステッカーの貼付が行われた。また、長年の使用により退色の進んでいた路線識別帯が張り替えられている可能性がある。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/28、作業コード:4-2045-7020-6182-7)

今後の掲載予定

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