2015年1月20日、東上線向け8000系電車8両編成の森林公園8175Fが、廃車・解体のため、所属している森林公園検修区から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。秩父鉄道線内は、秩父鉄道のATSに対応した森林公園8506Fを先頭に連結して運転された。
今回廃車されたのは以下の8両
10号車 | クハ8175 | 1977年5月25日新製(富士) |
9号車 | モハ8275 | 1977年5月25日新製(富士) |
8号車 | モハ8375 | 1977年5月25日新製(富士) |
7号車 | サハ8975 | 1977年5月25日新製(富士) |
6号車 | サハ8976 | 1977年5月25日新製(富士) |
5号車 | モハ8276 | 1977年5月25日新製(富士) |
4号車 | モハ8376 | 1977年5月25日新製(富士) |
3号車 | クハ8476 | 1977年5月25日新製(富士) |
補足情報
この編成の廃車により、東上線池袋口運用から全ての8000系電車が撤退した。また、8両編成の8000系電車も消滅し、8両編成にのみ組み込まれていたサハ8900型も消滅した。
8175Fは8両固定編成のため新製から一貫して東上線で運用され続け、1999年8月10日には修繕工事が施工されていた。最後は東上線に残った最後の2両編成である8506Fとペアを組み、廃車回送時も秩父鉄道線内ではその8506Fに先導された。
これまでは寄居駅から羽生駅まで東上線所属の8000系を送り出した先導車は単独で森林公園検修区に返却されていたところ、今回の回送で先導車となった8506Fは森林公園検修区には返却されず、南栗橋車両管区に収容された。
追記
8506Fは、2015年1月20日付で森林公園検修区から南栗橋車両管区へ転属した。8000系電車が南栗橋に配置されるのは初めてであるが、営業運転には一切充当されておらず、森林公園所属車の回送時に先導車として使用するためだけに廃車を免れた模様である。
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