2014年10月31日、東上線向け8000系電車8両編成の森林公園8181Fが、廃車・解体のため、所属している森林公園検修区から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。秩父鉄道線内は、秩父鉄道のATSに対応した森林公園8505Fを先頭に連結して運転された。
今回廃車されたのは以下の8両
10号車 | クハ8181 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
9号車 | モハ8281 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
8号車 | モハ8381 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
7号車 | サハ8981 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
6号車 | サハ8982 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
5号車 | モハ8282 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
4号車 | モハ8382 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
3号車 | クハ8482 | 1977年7月25日新製(アルナ) |
補足情報
東上線所属の8両編成の8000系電車は、この編成の撤退により残り1編成となった。
8181Fは8両固定編成のため新製から一貫して東上線で運用され続け、2001年2月2日には修繕工事が施工されていた。東上線の保安機器を東武型ATSからT-DATCへ更新するに当たり、改造対象車の改造期間中の予備車を確保するため残留していたが、この編成自体は残留予定車ではないため、このタイミングで廃車されることになった。クハ8482号には2011年に転落防止幌が設置され、以降は同様に転落防止幌の設置された8560Fとペアを組んで運用されていた(東上線所属の8000系で、連結部に転落防止幌を設置した唯一のペアだった)。
追記
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