2010年5月上旬頃、有楽町線・副都心線向け7000系電車10両編成の和光第02編成(7102F)が、副都心線対応工事を終えて新木場CR(メトロ車両工事事務所)を出場した。
今回出場したのは以下の10両
10号車 | CT1 | 7102 | 1974年3月14日新製(川重) |
9号車 | T2 | 7202 | 1983年6月25日新製(川重) |
8号車 | M1 | 7302 | 1983年6月25日新製(川重) |
7号車 | M2' | 7402 | 1983年6月25日新製(川重) |
6号車 | Tc1 | 7502 | 1983年6月25日新製(川重) |
5号車 | Tc2 | 7602 | 1983年6月25日新製(川重) |
4号車 | M1 | 7702 | 1974年3月14日新製(川重) |
3号車 | M2 | 7802 | 1974年3月14日新製(川重) |
2号車 | M1 | 7902 | 1974年3月14日新製(川重) |
1号車 | CT2←CM2 | 7002 | 1974年3月14日新製(川重) |
補足情報
有楽町線・副都心線向け7000系電車10両編成の副都心線対応工事出場は、6編成目。
これまでに出場した編成は、改造前から5M5TのVVVFインバータ制御となっていたが、7102Fは改造前は6M4TのVVVFインバータ制御だった。元々は7106F、7107F、7112F、7114Fとともに5編成が改造される予定となっていたため、編成内で車両の連結位置を変更するに留めて引き続き6M4Tで運用されることになっていたが、他の4編成は廃車され、この編成のみが改造されることになったという事情から、他の5編成と仕様を揃えるために、1997年度に更新されていた床下機器の再更新が実施された。このため、今回の副都心線対応改造工事に合わせて1号車の7002号は電装解除を実施し、5M5TのVVVFインバータ制御車に改造された。
この編成の出場をもって、7000系電車の副都心線対応改造工事は全て終了した。2006年度時点で34編成在籍していた7000系電車は、5M5TのVVVFインバータ制御車として10両編成のまま改造されたのが6編成、4M4TのVVVFインバータ制御車として8両編成に短縮されたのが15編成、編成単位で廃車されたのが13編成(うち4編成はインドネシアに譲渡)という結果になった。
追記
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