2019年2月12日、大井町線向け8500系電車の長津田8641Fが、廃車のため、所属している長津田検車区から長津田車両工場(東急テクノシステム長津田工場)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の5両
1号車 | デハ8641 | 1986年12月26日新製(東急) |
2号車 | デハ0703 | 1986年12月26日新製(東急) |
3号車 | サハ8978 | 1986年12月26日新製(東急) |
4号車 | デハ0807 | 1986年12月26日新製(東急) |
5号車 | デハ8541 | 1986年12月26日新製(東急) |
補足情報
大井町線向け8500系電車の撤退は、予定全4編成中3編成目。
8641Fは、同じく5両編成の8640Fと組んだ10両編成で田園都市線を新製配置とした車両である。5両編成を2本繋げた方式は8638Fと8639Fでも行われていたが、これは田園都市線の10両編成と大井町線の5両編成で予備車を共通化させるためであり、東横線と目蒲線の1000系電車(1010F+1011F、1012F+1013F)などでも採用されていた手法である。田園都市線で運用される時は、デハ8641号が6号車(中間車)となったようである。
その後、2002年度から田園都市線に5000系電車の導入が始まったことで、中間に乗務員室を組み込んでいる8638F+8639F、8640F+8641Fは早い段階で田園都市線の運用から撤退し、大井町線専属となった。8641Fは2003年5月16日付で田園都市線から大井町線へ転属している。
今回、大井町線の8500系電車は田園都市線から転属の2000系電車(9020系電車?)によって置き換えられることになった。この編成の最後の営業運転は、2019年2月11日の110-181(大井町発 各停(緑/二子新地駅・高津駅通過) 溝の口行)だった。
今後は、長津田車両工場から陸送で搬出された後、千葉県内で解体されるものと思われる。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/11/09、作業コード:5-3525-0010-3060-8)今後の掲載予定
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