2019年1月25日、中央線快速電車向け209系1000番台の八トタ82編成が、転用改造工事を終えて大宮総合車両センター(大宮駅)を出場し、所属している豊田車両センター(豊田駅)まで自力回送した。
今回出場したのは以下の10両
1号車 | クハ209-1002 | 1999年9月7日新製(東急) |
2号車 | モハ209-1004 | 1999年9月7日新製(東急) |
3号車 | モハ208-1004 | 1999年9月7日新製(東急) |
4号車 | サハ209-1003 | 1999年9月7日新製(東急) |
5号車 | モハ209-1005 | 1999年9月7日新製(東急) |
6号車 | モハ208-1005 | 1999年9月7日新製(東急) |
7号車 | サハ209-1004 | 1999年9月7日新製(東急) |
8号車 | モハ209-1006 | 1999年9月7日新製(東急) |
9号車 | モハ208-1006 | 1999年9月7日新製(東急) |
10号車 | クハ208-1002 | 1999年9月7日新製(東急) |
補足情報
中央線快速電車向け209系1000番台の転用改造工事出場は、2編成中2編成目。
この編成は、常磐線各駅停車向け209系1000番台の東マト82編成から改造された。
中央線快速電車では、2023年度末までにグリーン車を2両組み込んだ12両編成化と、トイレの設置を行う改造工事が予定されている。対象となるのはE233系0番台の10両編成58本であるが、改造工期の都合から予備車を増やす必要があった。他路線の車両導入計画等の都合から、常磐線各駅停車から撤退した209系1000番台が転用されることになり、今回、2編成目の209系1000番台が豊田車両センターに配置された。元々2編成のみの存在であることから、これで全て中央線快速電車へ集結したことになる。
この編成の使用は長くても5年ほどになることから、今回の転用に伴う改造工事は最小限に留められており、機器更新やE233系0番台では標準装備となっているドアボタンの設置は行われなかった。このため、半自動ドア扱いを実施する中央本線高尾駅以西と青梅線への入線は極力行わないようにして、東京駅から高尾駅の間のみで運転される限定運用になるものと思われる。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/08/15、作業コード:5-3015-0020-1191-9)今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。