新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y3273【JR常磐線(各駅停車)】東マト81編成が転用改造工事入場

2018年8月23日、常磐線各駅停車向け209系1000番台の東マト81編成が、転用改造工事施工のため、所属している松戸車両センター(松戸駅)から、大宮総合車両センター(大宮駅)まで自力回送・入場した。

今回入場したのは以下の10両

10号車 クハ209-1001 1999年8月24日新製(東急)
9号車 モハ209-1001 1999年8月24日新製(東急)
8号車 モハ208-1001 1999年8月24日新製(東急)
7号車 サハ209-1001 1999年8月24日新製(東急)
6号車 モハ209-1002 1999年8月24日新製(東急)
5号車 モハ208-1002 1999年8月24日新製(東急)
4号車 サハ209-1002 1999年8月24日新製(東急)
3号車 モハ209-1003 1999年8月24日新製(東急)
2号車 モハ208-1003 1999年8月24日新製(東急)
1号車 クハ208-1001 1999年8月24日新製(東急)

補足情報

常磐線各駅停車向け209系1000番台の撤退は、予定全2編成中1編成目。

常磐線209系1000番台は、1999年に2編成が増発用として導入され、当時は203系0番台・203系100番台・207系900番台と共通運用とされていた。2009年から2011年にかけてE233系2000番台が導入された時も209系は置き換えの対象から除外されて共通運用とされていたが、2016年3月26日ダイヤ改正でJR所属車両が地下鉄千代田線を介して小田急電鉄線へ乗り入れるようになると、209系は小田急線乗入に対応させず、小田急線に乗り入れることの無い限定運用が組まれることになった。また、千代田線でのホームドア導入が決定すると、ドア間隔の異なる209系は対応することができないことから撤退が決まり、2017年3月にE233系2000番台が1編成増備されていた。

E233系の東マト19編成が導入された後も、E233系のうち既存の18編成にホームドア対応改造工事を実施する必要があることから209系電車はその予備車として残存していたが、その工事も大詰めに入ったことから、予備車を削減する形で撤退することになった。

この編成は2018年8月21日の823K(代々木上原発 各駅停車 松戸行)が最後の営業運転となった。

今後については、中央線快速電車(豊田車両センター)への転用が有力視されている。

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/08/15、作業コード:2-2085-8020-8151-0)

今後の掲載予定

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