2011年8月30日、房総各線向け113系1500・1000番台4両編成の千マリS224編成と、0・2000番台4両編成の千マリ106編成が、廃車・解体のため、所属している幕張車両センター(津田沼駅)から、長野総合車両センター(北長野駅)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の8両
千マリS224編成
4号車 | クハ111-1504 | 1979年8月28日新製(日立) |
3号車 | モハ113-1261 | 1977年12月16日新製(東急) |
2号車 | モハ112-1261 | 1977年12月16日新製(東急) |
1号車 | クハ111-1602 | 1979年8月2日新製(日車) |
千マリ106編成
4号車 | クハ111-234 | 1976年6月8日新製(東急) |
3号車 | モハ113-2083 | 1980年8月2日新製(近車) |
2号車 | モハ112-2083 | 1980年8月2日新製(近車) |
1号車 | クハ111-2057 | 1980年8月8日新製(近車) |
補足情報
209系転入に伴う房総各線向け113系4両編成の撤退は、予定全43編成中35・36編成目。
今回廃車となったのは、ともに4両編成の千マリS224編成と千マリ106編成である。千マリS224編成は補助電源装置をSIV(静止型インバータ)に換装したリニューアル車だった。千マリ106編成は、E231系1000番台導入に伴って転入した、元東海道線向け付属編成の横コツS92編成から組成されていた。
この2編成の廃車回送は、2011年7月28日に一度実施されていたが、豪雨の影響により上越線が寸断されたため越後湯沢駅で抑止となり、2011年8月6日に幕張車両センターへ返却されていた。今回、廃車回送が再設定され、今度は無事に長野総合車両センターに到着した。
【廃車車両の車歴】
・千マリS224編成
4号車:大船→幕張(1998-09-18)
3・2号車:幕張(転属歴なし)
1号車:大船→国府津(1998-03-26)→幕張(2000-08-12)
・千マリ106編成
4号車:大船→国府津(1979-10-01)→幕張(2005-10-27)
3~1号車:国府津→幕張(2005-10-27)
追記
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