2011年5月10日、房総各線向け113系0・2000番台4両編成の千マリ118編成と、0・1000番台6両編成の千マリS62編成が、廃車・解体のため、所属している幕張車両センター(津田沼駅)から、長野総合車両センター(北長野駅)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
千マリ118編成
4号車 | クハ111-224 | 1975年7月16日新製(川重) |
3号車 | モハ113-2115 | 1981年9月25日新製(日立) |
2号車 | モハ112-2115 | 1981年9月25日新製(日立) |
1号車 | クハ111-533 | 1975年6月26日新製(近車) |
千マリS62編成
6号車 | クハ111-249 | 1977年8月22日新製(日立) |
5号車 | モハ113-1254 | 1977年6月22日新製(川重) |
4号車 | モハ112-1254 | 1977年6月22日新製(川重) |
3号車 | モハ113-1253 | 1977年6月22日新製(川重) |
2号車 | モハ112-1253 | 1977年6月22日新製(川重) |
1号車 | クハ111-1450 | 1977年6月22日新製(川重) |
補足情報
209系転入に伴う房総各線向け113系4両編成の撤退は、予定全43編成中29編成目。
209系転入に伴う房総各線向け113系6両編成の撤退は、予定全13編成中13編成目。
今回廃車となったのは、4両編成の千マリ118編成と6両編成の千マリS62編成である。千マリ118編成は、E231系1000番台導入に伴って転入した、元東海道線向け付属編成の横コツS104編成(←横コツK56編成のうち4両)から組成されていた。千マリS62編成は補助電源装置をSIV(静止型インバータ)に換装したリニューアル車だった。この編成は2009年9月15日以降は湘南色で運行されていた(但し、6号車以外は旧幕張電車区生え抜きのため、それ以前に湘南色を纏ったことは無かった)。なお、千マリS62編成の撤退により、JR東日本から6両編成の113系電車が消滅した。
【廃車車両の車歴】
・千マリ118編成
4・1号車:大船→国府津(1980-10-01)→田町(1984-03-30)→国府津(1986-03-03)→幕張(2006-05-18)
3・2号車:田町→国府津(1986-03-03)→幕張(2006-05-18)
・千マリS62編成
6号車:静岡→国府津(1986-11-01)→幕張(1995-01-20)
5~1号車:幕張(転属歴なし)
追記
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