2011年9月29日、房総各線向け113系1000番台4両編成の千マリS221編成と、0・2000番台4両編成の千マリ108編成が、廃車・解体のため、所属している幕張車両センター(津田沼駅)から、長野総合車両センター(北長野駅)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の8両
千マリS221編成
| 4号車 | クハ111-1129 | 1976年9月20日新製(近車) |
| 3号車 | モハ113-1263 | 1977年12月22日新製(東急) |
| 2号車 | モハ112-1263 | 1977年12月22日新製(東急) |
| 1号車 | クハ111-1444 | 1976年9月20日新製(近車) |
千マリ108編成
| 4号車 | クハ111-220 | 1975年5月14日新製(川重) |
| 3号車 | モハ113-2066 | 1980年8月22日新製(東急) |
| 2号車 | モハ112-2066 | 1980年8月22日新製(東急) |
| 1号車 | クハ111-2050 | 1980年9月4日新製(川重) |
補足情報
209系転入に伴う房総各線向け113系4両編成の撤退は、予定全43編成中39・40編成目。
今回廃車となったのは、ともに4両編成の千マリS221編成と千マリ108編成である。千マリS221編成は、2010年10月に4両編成の千マリS222編成が廃車される時に、6両編成の千マリS71編成を短縮する形で組成された編成だった(先代のS221編成は既に廃車になっていた)。この編成は補助電源装置をSIV(静止型インバータ)に換装したリニューアル車であり、この編成の撤退によりリニューアル車が消滅した。千マリ108編成は、E231系1000番台導入に伴って転入した、元東海道線向け付属編成の横コツS84編成から組成されていた。
【廃車車両の車歴】
・千マリS221編成
全車両：幕張(転属歴なし)
・千マリ108編成
4号車：大船→国府津(1980-10-01)→田町(1984-04-13)→静岡(1986-03-14)→国府津(1986-11-01)→幕張(2005-11-23)
3～1号車：国府津→幕張(2005-11-23)
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日：2019/08/28、作業コード：1-0590-6300-0230-7)今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。
