2021年7月6日~7日、房総各線向け209系2100番台6両編成の千マリC609編成が、伊豆急行への譲渡のため、幕張駅から伊東駅まで甲種輸送された。伊東駅到着後は、伊豆急行伊豆高原検車区に搬入された。
今回譲渡されたのは以下の6両
6号車 | クハ209-2109 | 1996年2月17日新製(JR新津) |
5号車 | モハ209-2117 | 1996年2月17日新製(JR新津) |
4号車 | モハ208-2117 | 1996年2月17日新製(JR新津) |
3号車 | モハ209-2118 | 1996年2月17日新製(JR新津) |
2号車 | モハ208-2118 | 1996年2月17日新製(JR新津) |
1号車 | クハ208-2109 | 1996年2月17日新製(JR新津) |
補足情報
房総各線向け209系2100番台6両編成の編成単位での撤退は4編成目。
この編成は、京浜東北・根岸線の宮ウラ47編成(5次車)から改造された編成で、東京総合車両センターで2011年5月25日に転用改造工事が竣工してから、房総各線では約10年2ヶ月間運用された。2021年3月13日ダイヤ改正で房総各線(幕張車両センター)所属の209系の運用が大幅に見直されて特に6両編成の運用数が大幅に減少したことに伴い、編成単位で余剰が発生していた。今回、そのうち2編成が伊豆急行へ譲渡されることになり、今回はそのうちの1編成目が引き渡された。無改造で伊豆急行へ直接引き渡されており、今後は伊豆急行側で改造を実施するものと思われる。209系電車の他社譲渡は初めてである。
【廃車車両の車歴】
全車両:浦和→幕張(2011-05-25)
今後の掲載予定
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