新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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H0929【JR房総各線】千マリC601編成のうち4両が廃車(伊豆急譲渡)

2021年11月23日~24日、房総各線向け209系2100番台6両編成の千マリC601編成のうち4両が、伊豆急行への譲渡のため、幕張駅から伊東駅まで甲種輸送された。伊東駅到着後は、伊豆急行伊豆高原検車区に搬入された。

今回譲渡されたのは以下の4両

6号車 クハ209-2101 1994年7月19日新製(東急)
3号車 モハ209-2102 1994年7月19日新製(東急)
2号車 モハ208-2102 1994年7月19日新製(東急)
1号車 クハ208-2101 1994年7月19日新製(東急)

補足情報

この編成の撤退に伴い、房総各線向けの209系2000・2100番台は、6両編成が15本に減少した。2021年3月13日ダイヤ改正で運用の大幅な見直しが行われて以降、6両編成は11本削減されたことになる(うち6本は4両編成に短縮されて現在も運用中)。なお、この編成が撤退したことにより、6両編成の209系2100番台は旧新津車両製作所(現・J-TREC新津事業所)で製造された車両で統一されることになった。

この編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ25編成(4次車)から改造された編成で、東京総合車両センターで2010年9月9日に転用改造工事が竣工してから、房総各線では約11年2ヶ月間運用された。

今後は伊豆急側で改造工事が実施されることになる。伊豆急の発表では導入される209系は2編成のみとなっており、この編成と千マリC609編成だけで今回の譲渡は終了になる(今後の追加導入の可能性は否定できない)。今回はトイレのついていない電動車ユニットを外して4両だけで譲渡されたことから、千マリC609編成も4両編成で運用され、トイレの無い電動車ユニットは部品取りとしての譲渡だったと推測される。

【廃車車両の車歴】
全車両:浦和→幕張(2010-09-09)

今後の掲載予定

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