新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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H0068【JR武蔵野線】千ケヨM18編成が廃車

2019年9月6日、武蔵野線向け205系5000番台の千ケヨM18編成が、廃車・海外譲渡のため、所属している京葉車両センター(新習志野駅)から総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF64-1032。

今回廃車されたのは以下の8両

1号車 クハ205-58 1988年5月26日新製(東急)
2号車 モハ205-5035 1988年5月26日新製(東急)
3号車 モハ204-5035 1988年5月26日新製(東急)
4号車 サハ205-115 1988年5月26日新製(東急)
5号車 サハ205-116 1988年5月26日新製(東急)
6号車 モハ205-5036 1988年5月26日新製(東急)
7号車 モハ204-5036 1988年5月26日新製(東急)
8号車 クハ204-58 1988年5月26日新製(東急)

補足情報

武蔵野線向け205系0・5000番台の撤退は、予定全42編成中23編成目。

今回廃車となった千ケヨM18編成は、元山手線の東トウ58編成を8両編成に短縮して組成された編成であり、2004年10月8日に改造されてから、武蔵野線では約14年11ヶ月間使用された。2・3号車のモハ205/204-5035号はモハ205/204-172号から改造され、6・7号車のモハ205/204-5036号はモハ205/204-174号から改造された。モハ204-5035号・5036号ともMG(電動発電機)搭載車である。

この編成は2019年9月3日の2281E(府中本町発 各駅停車 新習志野行)が最後の営業運転となった。

今後は、インドネシアのPT.Kereta Commuter Indonesiaへ譲渡される。武蔵野線からは177~184両目となり、JR東日本205系電車としては通算653~660両目(埼京・川越線180両、横浜線176両、南武線120両、武蔵野線184両)となる。2019年は192両(8両編成24本)が譲渡される予定となっており、そのうちの129~136両目(17編成目)である。1号車車両のクハ205-58号については、元横ナハ36編成の2号車だったモハ205-58号(南武線)と番号重複が発生する。8号車車両のクハ204-58号については、元横ナハ36編成の3号車だったモハ204-58号(南武線)と番号重複が発生する。これは、インドネシアでは、クハ、モハ、サハといった日本語表記を除去するためである。

武蔵野線向け205系0・5000番台のインドネシア譲渡に当たっては、京葉車両センターで前面行先表示機と編成番号札を模した特別装飾を施している。今回、行先表示はJakarta(ジャカルタ)で背景にはサンマのイラストが描かれ、編成札は武蔵野線205系電車の通常の編成札を模したものだった。

【廃車車両の車歴】
全車両:山手→東京(2004-06-01)→京葉(2004-10-08)

今後の掲載予定

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