2018年5月30日、日光線系統向け20000系電車(20400型電車)の新栃木21421Fが、転用改造工事を終えて南栗橋車両管区館林出張所(津覇車輌工業館林工場)を出場し、南栗橋車両管区南栗橋工場(東武インターテック南栗橋工場)まで自力回送した。
今回出場したのは以下の4両
4号車 | クハ21421←クハ21811 | 1991年3月30日新製(アルナ) |
3号車 | モハ22421←モハ26871 | 1996年11月18日新製(アルナ) |
2号車 | モハ23421←モハ27871 | 1996年11月18日新製(アルナ) |
1号車 | クハ24421←クハ28811 | 1991年3月30日新製(アルナ) |
補足情報
日光線系統向け20000系電車(20400型電車)の転用改造工事出場は、2編成目。
この編成は、東武スカイツリーライン・日光線向け20000系電車0番台(20000型電車)の春日部21811Fの両先頭車に、東武スカイツリーライン・日光線向け20000系電車70番台(20070型電車)の春日部21871Fの中間車2両を組み込んで組成された。
日光線系統転用に伴い、ワンマン運転への対応工事と、半自動ドア扱いを行うためのドアボタン設置が行われた。また、リニューアル工事も今回の転用改造工事と同時に施工された。
日光線系統で運用される、20000系電車の改造2本目が出場した。今回は0番台の先頭車に70番台の中間車を組み込む形となり、異なる番台の車両が混結された格好となるが、先頭車と中間車の車番下2桁は同じ番号となった。0番台編成はVVVFインバータ制御でないため中間車の転用は見送られる一方、70番台はVVVFインバータ制御ではあるものの、転用に際して中間車4両が余剰となっていたことから、中間車をVVVFインバータ制御の余剰電動車と入れ替える形で、VVVFインバータ制御の4両編成をより多く組成できるようにしたものと考えられる。全て70番台の車両で組成された第1編成は車番下2桁が11であったが、0番台と70番台の混結となった今回の編成は車番下2桁が21となったことから、20400型電車では、車両の出自ごとに番台区分されている可能性がある。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/09/27、作業コード:4-2065-7000-9121-7)今後の掲載予定
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