2010年6月18日、田園都市線向け5000系電車の長津田5121Fが、所属している長津田検車区で編成を組み換え、8両編成を組成した。
今回組成したのは以下の8両
| 1号車 | クハ5121 | 2009年4月2日新製(東急) |
| 2号車 | デハ5221 | 2009年4月2日新製(東急) |
| 3号車 | デハ5321 | 2009年4月2日新製(東急) |
| 4号車 | サハ5421 | 2009年4月2日新製(東急) |
| 5号車 | サハ5521←サハ5420 | 2008年8月12日新製(東急) |
| 6号車 | デハ5621 | 2009年4月2日新製(東急) |
| 7号車 | デハ5721 | 2009年4月2日新製(東急) |
| 8号車 | クハ5821←クハ5021 | 2009年4月2日新製(東急) |
補足情報
田園都市線向けの5000系電車は、44両が落成済みだった6扉車を活用して、編成中に6扉車を3両組み込んでいる編成を14編成組成したが、5121Fは4号車に組み込む6扉車が存在しないため、編成中の6扉車は2両のまま運用されていた。しかし、45両目の6扉車の製造が現在東急車輛製造横浜製作所で進められており、これを組み込めば6扉車3両化が実現するところで、6扉車2両とユニットを組まない電動車のデハ5921号を編成から外し、5120Fから外された後で活用されていなかった先代サハ5420号を組み込んで8両編成化を実施した。今後については、入籍前に東横線へ転用された5118F・5119F・5122F同様に東横線へ転用される可能性が高く、編成から外された6扉車については、一旦6扉車を供出して全4扉車化されていた編成に組み込まれるものと思われる。
追記
組み換え作業中の車番重複防止のため、サハ5420号は2009年7月4日からサハ5541号に書類上のみ改番していた。新サハ5521号の改番は、2010年6月19日付である。なお、5121Fから外された6扉車は5104Fに、電動車は電装解除の上で5172Fに組み込まれた。
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