2025年5月13日、亀戸線・大師線向け8000系電車2両編成の春日部8575Fと、同春日部8576Fが、廃車・解体のため、館林駅から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の4両
春日部8575F
2号車 | モハ8575 | 1982年2月13日新製(東急) |
1号車 | クハ8675 | 1982年2月13日新製(東急) |
春日部8576F
2号車 | モハ8576 | 1982年7月27日新製(アルナ) |
1号車 | クハ8676 | 1982年7月27日新製(アルナ) |
補足情報
ワンマン運転に対応した2両編成の8000系からは、12・13編成目の廃車となった。
8575Fは森林公園検修区が新製配置で、1987年度に森林公園検修区から春日部検修区(現・南栗橋車両管区春日部支所)へ転属し、2002年6月3日に修繕工事とワンマン運転対応工事が実施された。2017年に昭和30年代の試験塗装を再現した黄色い車体に橙色の帯を纏った塗装に変更されていた。2023年3月18日ダイヤ改正で館林が車両無配置化されたことに伴って元館林車も春日部所属となったが、共通運用化はされなかったため、当編成は引き続き亀戸線・大師線で運用された。
8576Fは旧春日部検修区が新製配置で、2006年5月30日に修繕工事とワンマン運転対応工事が実施されると同時に旧南栗橋車両管理区館林出張所に転属した。館林転属後は佐野線・小泉線・桐生線で運用された。2022年に11204Fが春日部から館林に転属すると2022年12月25日付で南栗橋車両管区春日部支所に転属し、亀戸線・大師線で運用されるようになった(これに伴い8570Fが廃車になった)。2023年3月18日ダイヤ改正で館林が車両無配置化されたことに伴って同改正直前時点で館林に所属していた車両も春日部所属となったが、共通運用化はされなかったため、当編成は引き続き亀戸線・大師線で運用された。
両編成とも、亀戸線・大師線で10000型・10030型ワンマン対応車の運用が開始したことに伴い、置き換えられる形で廃車となった。
今後の掲載予定
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