2024年3月5日、鶴見線向け205系1100番台の都ナハT14編成と、同都ナハT18編成が、廃車・解体のため、国府津車両センター(国府津駅)から、郡山総合車両センター(郡山駅)まで配給された。牽引はEF81-141。
今回配給されたのは以下の6両
補足情報
鶴見線向け205系1100番台の廃車は、予定全9編成中1・2編成目。
205系1100番台から初めての廃車が発生した。205系1100番台は、E231系500番台の導入によって山手線(山手電車区→東京総合車両センター)から撤退した205系の電動車と、山手線から埼京線(川越電車区→川越車両センター)に205系6扉車が転属したことによって玉突きで余剰となった205系の付随車を組み合わせて改造された鶴見線向けの205系で、3両編成9本が改造された。先頭車化改造が実施されたサハ205形→クハ205形と、モハ204形→クモハ204形は1100番台になったが、中間に組み込まれたモハ205形は0番台のままとなっており、武蔵野線(京葉車両センター)所属だった205系0番台が撤退して以降は、JR東日本に現存する最後の205系0番台となっている。2023年12月24日から鶴見線でE131系が導入されたことにより、205系は2024年2月までに順次運用から離脱していた。
都ナハT14編成は、宮ハエ19編成のサハ205-215と、東トウ58編成のモハ205/204-173を2004年12月3日に郡山総合車両センターで改造し組成された編成だった。2020年9月3日に大宮総合車両センターで線路設備モニタリング装置搭載対応工事が実施されていた。
都ナハT18編成は、宮ハエ24編成のサハ205-229と、東トウ51編成のモハ205/204-152を2005年3月29日に郡山総合車両センターで改造し組成された編成だった。
【廃車車両の車歴】
・都ナハT14編成
3号車:川越→中原(2004-12-03)→鎌倉中原(2020-03-14)
2・1号車:山手→東京(2004-06-01)→中原(2004-12-03)→鎌倉中原(2020-03-14)
・都ナハT18編成
3号車:川越→中原(2005-03-29)→鎌倉中原(2020-03-14)
2・1号車:山手→東京(2004-06-01)→中原(2005-03-29)→鎌倉中原(2020-03-14)
今後の掲載予定
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