新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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Y2132【JR南武線】横ナハ2編成が廃車

2015年6月5日、南武線向け205系0番台の横ナハ2編成が、廃車・海外譲渡のため、疎開していた国府津車両センター(国府津駅)から、総合車両製作所新津事業所(新津駅)まで配給された。牽引はEF64-1032。

今回廃車されたのは以下の6両

1号車 クハ205-86 1989年2月13日新製(川重)
2号車 モハ205-13 1985年7月9日新製(川重)
3号車 モハ204-13 1985年7月9日新製(川重)
4号車 モハ205-15 1985年7月9日新製(川重)
5号車 モハ204-15 1985年7月9日新製(川重)
6号車 クハ204-86 1989年2月13日新製(川重)

補足情報

南武線向け205系0・1200番台の撤退は、予定全32編成中15編成目。

今後はインドネシアのPT.KAI Commuter JABODETABEKに譲渡される。南武線からは5編成目、JR東日本205系電車としては通算381~386両目(埼京線180両、横浜線176両、南武線30両)。この編成の2~5号車車両は、インドネシアへ輸出される205系電車としては元南武線横ナハ4編成の4・5号車を抜いて最も古い車両となる。なお、これより古い205系電車はJR東日本には現存しない。

この編成は元々組み込んでいたモハ車両に故障が発生したため2015年5月19日に横ナハ50編成と組み替えた暫定編成となっていたが、結局暫定編成のままでの配給となった。

2・3号車に組み込まれているモハ205/204-13は、JR東日本に現在在籍している205系の電動車としては最若番だった。この編成の廃車に伴い、モハ205形の現存最若番は鶴見線向け205系1100番台の横ナハT11編成の2号車に組み込まれているモハ205-26に、モハ204形の最若番は南武線向け205系0番台の横ナハ34編成の3号車に組み込まれているモハ204-52になった。なお、現存している中で最も車齢が高いのは仙石線向け205系3100番台の仙センM18編成の2・3号車に組み込まれているモハ205/204-3118(元・モハ205/204-14)である。

横ナハ2編成は、JR東日本発足以降、初めて中原電車区に新製配置された編成だった(当時の編成番号は東ナハ27編成)。

2~5号車車両は2004年11月26日の転入から約11年7ヶ月間、南武線(中原電車区)に在籍した。この車両は南武線転入前は山手線の東ヤテ5編成に組み込まれていたが、かつてこの編成に組み込まれていた車両は他にサハ204-5(埼京線宮ハエ20編成の3号車)も譲渡されている。

 【廃車車両の車歴】
1・6号車:中原(転属歴なし)
2~5号車:品川→山手(1985-11-01)→東京(2004-06-01)→中原(2004-11-26)

追記

この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/16、作業コード:4-1560-8000-7232-1)

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