新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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H1746【JR常磐線(中電)】都カツK409編成向け先頭車が落成・甲種輸送

2024年2月1日~2日、常磐線中距離電車向けE531系0番台基本編成の都カツK409編成向け先頭車1両が、製造元の総合車両製作所横浜事業所を出場し、逗子駅から郡山駅まで甲種輸送された。郡山駅到着後は、郡山総合車両センターに搬入された。

今回落成したのは以下の1両

10号車 クハE531-17 (J-TREC横浜)

補足情報

今回落成したのは、2021年3月26日に常磐線土浦駅-神立駅間で発生した事故により損傷し、2022年2月9日付で除籍された、クハE531-17の代替車両である。車番は事故廃車となった車両と同一となったが、事故当該車両は正式に除籍されているため、同一車番の2代目扱いと思われる。事故廃車となった先代クハE531-17は、機器未更新の2次車であったが、今回落成した新・クハE531-17は、主要機器が1・2次車の機器更新車と同一仕様になったほか、直近の新造車両に合わせて信号炎管が省略されるなど、既存のE531系とはまた異なった使用で登場することになった。

今回落成した新・クハE531-17は、都カツK409編成の10号車として連結されるものと思われる。先代クハE531-17はカツK417編成に連結されていたが、同編成はカツK409編成の10号車だったクハE531-9を連結して運用に復帰し、その影響でカツK409編成の10号車が欠けた状態になっていることから、カツK409編成が連結先に選ばれた模様である。都カツK409編成は、機器更新工事と車体保全を実施するため郡山総合車両センターに入場中であり、クハE531-17の都カツK09編成への連結は、同センターで実施されることになると思われる。

今後の掲載予定

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