新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

H1772【JR常磐線(中電)】都カツK409編成が編成組換・機器更新工事出場

2024年3月1日、常磐線中距離電車向けE531系0番台基本編成の都カツK409編成が、編成組換と機器更新工事を終えて郡山総合車両センター(郡山駅)を出場し、所属している勝田車両センター(勝田駅)まで自力回送した。

今回出場したのは以下の10両

10号車 クハE531-17 2024年3月1日新製(J-TREC横浜)
9号車 サハE531-17 2006年4月21日新製(JR新津)
8号車 モハE531-2009 2006年4月21日新製(JR新津)
7号車 モハE530-2009 2006年4月21日新製(JR新津)
6号車 サハE530-2013 2006年4月21日新製(JR新津)
5号車 サロE531-10 2006年12月25日新製(川重)
4号車 サロE530-10 2006年12月25日新製(川重)
3号車 モハE531-1009 2006年4月21日新製(JR新津)
2号車 モハE530-9 2006年4月21日新製(JR新津)
1号車 クハE530-9 2006年4月21日新製(JR新津)

補足情報

常磐線中距離電車向けE531系0番台基本編成の機器更新工事出場は、22編成目(うち郡山施工は14編成目)。

都カツK409編成は、2021年3月25日に常磐線土浦駅-神立駅間で発生した事故で被災した都カツK417編成にクハE531-9を供出した関係で、長らく10号車が欠車となっていた。基本編成の予備車が不足した際は付属編成の都カツK461編成と一時的に組み替えて、クハE531-1011を10号車に連結していたが、付属編成はワンマン運転対応工事に伴う仕様の変更があったことや、E501系の置き換えを控えているという事情もあり、不足したクハE531形0番台を1両新造することになった。新造車の番号は、事故で廃車になったクハE531-17を継承し、2024年2月1日にJ-TREC横浜事業所を出場、翌2日に郡山総合車両センターに搬入された。

都カツK409編成のうち、欠車となっていた10号車を除いた9両は、2023年10月27日に郡山総合車両センターに入場していた。1・2次車の基本編成では最後の機器未更新編成だったことから、2代目クハE531-17の新造に合わせて機器更新工事も実施された。クハE531-17は機器更新車仕様の機器を搭載した新造車という唯一無二の特殊な車両となるからか、2代目クハE531-17を連結後は念入りな調整が続けられ、郡山総合車両センターを出場した。

※本日(2024年3月6日)は、2回投稿しました。

今後の掲載予定

今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。