2022年10月28日、半蔵門線向け8000系電車の鷺沼第19編成(8119F)が、廃車・解体のため、所属している鷺沼検車区から渡瀬北留置線(東武鉄道資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の10両
1号車 | CT1 | 8119 | 1988年11月12日新製(日車) |
2号車 | M1 | 8219 | 1988年11月12日新製(日車) |
3号車 | T3 | 8319 | 1988年11月12日新製(日車) |
4号車 | M1 | 8419 | 1988年11月12日新製(日車) |
5号車 | Mc2 | 8519 | 1988年11月12日新製(日車) |
6号車 | Tc1 | 8619 | 1987年8月14日新製(日車) |
7号車 | T2 | 8719 | 1987年8月14日新製(日車) |
8号車 | M1 | 8819 | 1988年11月12日新製(日車) |
9号車 | M2 | 8919 | 1988年11月12日新製(日車) |
10号車 | CT2 | 8019 | 1988年11月12日新製(日車) |
補足情報
半蔵門線向け8000系電車の廃車は、予定全19編成中9編成目。
今回廃車されたのは8119Fで、1989年1月26日の半蔵門駅-三越前駅間延伸開業に合わせて導入された4次車編成だった。特に、8119Fは8000系のラストナンバー編成として知られた編成でもあった(編成単位では一番最後に登場したのは5次車の8110F)。8両編成として製造され6号車と7号車にに3次車の中間車を組み込んでいるのは、1987年に輸送力増強のため既存の8両編成を10両編成化した際に組み込み先となった編成が、当初の予定では10両編成化される予定の無かった編成だったためであり、8115F~8119F用の中間車を先行導入して暫定的に8101F~8109Fへ組み込み、残りの8両が落成した時点で正規の編成へ組み換えたためである。B修工事は2014年5月3日に新木場カーリニューアルで実施された。施工順は16編成目で、後期施工グループに当たる。
今後の掲載予定
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