2018年12月18日~21日、12000系電車のかしわ台12101×10が、製造元の総合車両製作所横浜事業所を出場し、逗子駅から厚木駅まで甲種輸送された。厚木駅到着後は所属しているかしわ台車両センターに搬入された。
今回甲種輸送されたのは以下の10両
1号車 | クハ12101 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
2号車 | モハ12201 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
3号車 | モハ12301 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
4号車 | モハ12401 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
5号車 | モハ12501 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
6号車 | サハ12601 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
7号車 | サハ12701 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
8号車 | モハ12801 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
9号車 | モハ12901 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
10号車 | クハ12001 | 2019年2月26日新製(J-TREC横浜) |
補足情報
12000系電車の落成は、予定全6編成中1編成目。
2019年度下記に予定されている相鉄新横浜線羽沢横浜国大-西谷間開業とJR東日本線との相互直通運転開始(神奈川東部方面線構想)に備えて、JR線直通に対応した新型車両の12000系電車が開発され、第1編成が落成した。
12000系電車は、11000系電車に引き続きJR東日本のE233系電車をベースに開発された車両である。相鉄では12000系電車と20000系電車の2形式が導入されることになっているが、12000系電車はJR東日本線直通用、20000系電車は東急線直通用と運用が分けられることになっている。
相鉄線は、JR東日本との相互直通運転に備えて、全線の保安装置を既にJRと同じATS-Pに変更しているが、12000系電車にはこれに加えてATACSが搭載された。現時点でATACSの導入されている路線は少なく、数少ない導入路線のひとつである埼京線池袋-大宮間に直通することが確実となった。行先表示機に設定されている表示可能な駅は、東京臨海高速鉄道りんかい線新木場-大崎間、JR埼京線大崎-大宮間、JR川越線大宮-川越間、そして相鉄の各線の駅と、相鉄とJR東日本の境界となる羽沢横浜国大駅となっており、JR埼京・川越線に加えて、同線と相互直通運転を実施している東京臨海高速鉄道りんかい線への乗り入れも想定されている模様である。
追記
新製日を記載しました。(2020-07-01)
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/11/03、作業コード:3-2525-9070-9141-0)今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。-