2023年11月13日、中央線快速電車向けE233系0番台分割編成の都トタH53編成が、グリーン車を組み替えた状態で所属している豊田車両センター(豊田駅)から出区した。
今回組成したのは以下の10両
1号車 | クハE233-53 | 2007年2月9日新製(川重) |
2号車 | モハE233-53 | 2007年2月9日新製(川重) |
3号車 | モハE232-53 | 2007年2月9日新製(川重) |
4号車 | サロE233-5 | 2023年11月13日新製(J-TREC横浜) |
5号車 | サロE232-5 | 2023年11月13日新製(J-TREC横浜) |
4号車 | サロE233-6 | 2023年11月13日新製(J-TREC横浜) |
5号車 | サロE232-6 | 2023年11月13日新製(J-TREC横浜) |
4号車 | モハE233-853 | 2007年2月9日新製(川重) |
5号車 | モハE232-253 | 2007年2月9日新製(川重) |
6号車 | クハE232-511 | 2007年2月9日新製(川重) |
補足情報
都トタH53編成は、これまでにサロE233/E232-3、サロE233/E232-4を組み込んで試運転を行ってきたが、今回はサロE233/E232-5・6を組み込んで試運転を実施することになった。営業運転では12両編成中に2両のグリーン車を組み込むことになるため、同一編成に4両のグリーン車を組み込むことは無い。J-TREC横浜事業所で製造されたグリーン車が次々と豊田車両センターへ搬入されているが、設備上の問題で12両編成での営業運転およびグリーン車の営業がまだ行えない状況の中で、新造グリーン車の公式試運転を実施する必要があり、効率よく試運転を実施するため、H編成の基本編成側6両に新造グリーン車を4両連結することで、2編成分のグリーン車を同時に試運転することにしたものと思われる。E233系電車で4M6Tの10両編成を組成したのは初めてとみられるが、E233系電車は冗長性確保のため通常は電動車を多めに連結していることや、非営業列車であることから、特に問題はない模様である。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。