2022年6月15日、横須賀線・総武線快速電車向けE217系0番台基本編成の横クラY-3編成が、廃車・解体のため、所属している鎌倉車両センター(大船駅)から長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。
今回廃車されたのは以下の11両
11号車 | クハE217-3 | 1995年11月21日新製(東急) |
10号車 | サハE217-3 | 1995年11月21日新製(東急) |
9号車 | モハE217-3 | 1995年11月21日新製(東急) |
8号車 | モハE216-1003 | 1995年11月21日新製(東急) |
7号車 | サハE217-2005 | 1995年11月21日新製(東急) |
6号車 | サハE217-2006 | 1995年11月21日新製(東急) |
5号車 | サロE217-3 | 1995年11月21日新製(東急) |
4号車 | サロE216-3 | 1995年11月21日新製(東急) |
3号車 | モハE217-2005 | 1995年11月21日新製(東急) |
2号車 | モハE216-2005 | 1995年11月21日新製(東急) |
1号車 | クハE216-2023 | 1997年12月16日新製(JR新津) |
補足情報
横須賀線・総武線快速電車向けE217系0番台基本編成の撤退は、予定全51編成中15編成目。
横クラY-3編成は旧大船電車区が新製配置の車両で、2次車グループに属する。1号車はトイレの車椅子対応化に伴い、1997年に4次車として新造された車両と交換されている。なお、旧1号車は横フナF-72編成(のちの横クラY-122編成)に増1号車として連結された。2006年3月18日ダイヤ改正では、鎌倉総合車両センター(当時)所属のE217系45両が東海道線(国府津車両センター)へ転属することになり、この編成も対象とされた。横須賀線は基本編成11両、付属編成4両だが、東海道線は基本編成10両、付属編成5両となっているため、サハE217-3を付属編成側へ組み換えた。また、基本編成と付属編成の連結位置が逆になることから、クハE217-3に電気連結器が増設された。なお、国府津車両センターへの転属日はダイヤ改正5日前の2006年3月13日付だった。東海道線所属中の2012年4月3日に、東京総合車両センターで機器更新工事が施工された。その後、2015年3月14日ダイヤ改正で東海道線からE217系が撤退することになったのに合わせ、ダイヤ改正前の2015年3月11日付で、付属編成からサハE217-3を再度組み込んだ上で横須賀・総武線に復帰した。東海道線時代に使用していたクハE217-3の電連は最後まで残存したままだった。
【廃車車両の車歴】
全車両:大船→鎌倉(2000-07-01)→国府津(2006-03-13)→鎌倉(2015-03-11)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。