新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

H1273【JR横須賀・総武線】横クラY-1編成が廃車

2022年10月19日、横須賀線総武線快速電車向けE217系0番台基本編成の横クラY-1編成が、廃車のため、所属している鎌倉車両センター(大船駅)から長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1031。

今回廃車されたのは以下の11両

11号車 クハE217-1 1994年8月11日新製(東急)
10号車 サハE217-1 1994年8月11日新製(東急)
9号車 モハE217-1 1994年8月11日新製(東急)
8号車 モハE216-1001 1994年8月11日新製(東急)
7号車 サハE217-2001 1994年8月11日新製(東急)
6号車 サハE217-2002 1994年8月11日新製(東急)
5号車 サロE217-1 1994年8月11日新製(東急)
4号車 サロE216-1 1994年8月11日新製(東急)
3号車 モハE217-2001 1994年8月11日新製(東急)
2号車 モハE216-2001 1994年8月11日新製(東急)
1号車 クハE216-2061 1999年4月30日新製(JR新津)

補足情報

横須賀線総武線快速電車向けE217系0番台基本編成の撤退は、予定全51編成中19編成目。

横クラY-1編成は旧大船電車区が新製配置の車両で、1次車(量産先行車)グループに属する、基本編成のトップナンバー編成である。1号車はトイレの車椅子対応化に伴い、1999年に8次車として新造された車両と交換されている。なお、旧1号車は千マリR-37編成(のちの横クラY-141編成)に増1号車として連結された。2006年3月18日ダイヤ改正では、鎌倉総合車両センター(当時)所属のE217系45両が東海道線(国府津車両センター)へ転属することになり、この編成も対象とされた。横須賀線は基本編成11両、付属編成4両だが、東海道線は基本編成10両、付属編成5両となっているため、サハE217-1を付属編成側へ組み換えた。また、基本編成と付属編成の連結位置が逆になることから、クハE217-1に電気連結器が増設された。なお、国府津車両センターへの転属日はダイヤ改正18日前の2006年2月28日付だった。その後、2010年3月13日ダイヤ改正横須賀線(品鶴線)に武蔵小杉駅が開業したことに伴う所要数増加があったため、2010年5月13日付でサハE217-1を再度組み込んだ11両編成として横須賀・総武線(鎌倉車両センター)に復帰していた。なお、横須賀・総武線復帰に合わせて、2010年5月13日に東京総合車両センターで機器更新工事が施工されていた。東海道線時代に使用していたクハE217-1の電連は最後まで残存したままだった。

【廃車車両の車歴】
11~2号車:大船→鎌倉(2000-07-01)→国府津(2006-02-28)→鎌倉(2010-05-13)
1号車:幕張→大船(1999-05-20)→鎌倉(2000-07-01)→国府津(2006-02-28)→鎌倉(2010-05-13)

追記

転属歴を修正しました。(2022-10-24)

今後の掲載予定

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