新東京周辺鉄道車両速報ブログ

東京周辺の電車の新製・転属・廃車などに関する情報をまとめるブログです。

H0972【小田急線】海老名3265×6がリニューアル工事入場

2021年12月22日、3000形電車6両編成3次車の海老名3265×6が、リニューアル工事施工のため、大野総合車両所に入場した。

今回入場したのは以下の6両

6号車 クハ3265 2004年4月15日新製(日車)
5号車 デハ3215 2004年4月15日新製(日車)
4号車 デハ3315 2004年4月15日新製(日車)
3号車 サハ3365 2004年4月15日新製(日車)
2号車 デハ3415 2004年4月15日新製(日車)
1号車 クハ3465 2004年4月15日新製(日車)

補足情報

3000形電車のリニューアル工事が開始された。大野総合車両所では2014年から1000形電車のリニューアル工事が進められていたが、5000形電車の導入が進むうちにリニューアルの対象だった車両からも廃車が発生するようになっていた。1000形電車ではリニューアル工事未施工のまま車齢30年が経過する事例も発生しており、1000形のリニューアル工事を打ち切って新型車両の導入に移行し、1000形より新しい3000形のリニューアルを開始する方針になったものと思われる。しかし、1000形と3000形の間には2000形電車があり、順番としては2000形を飛ばす形になった。2000形は全て8両固定編成になっており、8両編成の列車の10両編成化が進んだ場合運用数が減少することが予想されること、扉の幅が通常よりやや広く特殊な規格になっていることなどからリニューアルが見送られた可能性がある。

今回リニューアル第1号になったのは、3次車の6両編成である3265×6になった。3000形電車の6両編成は1次車と2次車が4M2T、3次車以降が3M3Tとなっており、リニューアルに合わせて3次車以降の4M2T化もしくは1・2次車の3M3T化が実施される可能性もある。電動車比率が変わる場合や編成の組換が行われる場合は一部車両の改番も実施される。なお、1次車は扉の幅が2000形同様通常よりやや広い特殊な規格になっている。

※本日(2021年12月27日)は、2回投稿します。

今後の掲載予定

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