2021年12月22日、房総各線向け209系2100番台6両編成の千マリC619編成と、同千マリC601編成の中間車2両が、廃車・解体のため、所属している幕張車両センター(津田沼駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1030。
今回廃車されたのは以下の8両
6号車 | クハ209-2119 | 1997年5月19日新製(JR新津):千マリC619編成 |
5号車 | モハ209-2137 | 1997年5月19日新製(JR新津):千マリC619編成 |
4号車 | モハ208-2137 | 1997年5月19日新製(JR新津):千マリC619編成 |
5号車 | モハ209-2101 | 1994年7月19日新製(東急):千マリC601編成 |
4号車 | モハ208-2101 | 1994年7月19日新製(東急):千マリC601編成 |
3号車 | モハ209-2138 | 1997年5月19日新製(JR新津):千マリC619編成 |
2号車 | モハ208-2138 | 1997年5月19日新製(JR新津):千マリC619編成 |
1号車 | クハ208-2119 | 1997年5月19日新製(JR新津):千マリC619編成 |
補足情報
房総各線向け209系2100番台6両編成の編成単位での撤退は6編成目。
2021年3月13日ダイヤ改正によって余剰となった車両の整理が行われた。千マリC619編成は編成単位では6編成目の撤退となり、これに伊豆急行へ4両編成化して譲渡された千マリC601編成の余剰車2両も同時に輸送され、8両が廃車になった。
千マリC619編成は、京浜東北・根岸線の宮ウラ68編成(9次車)から改造された編成で、秋田総合車両センターで2013年1月11日に転用改造工事が竣工してから、房総各線では約8年11ヶ月間運用された。
千マリC601編成は、京浜東北・根岸線の宮ウラ25編成(4次車)から改造された編成で、東京総合車両センターで2010年9月9日に転用改造工事が竣工していた。改造順では一番最初ではないが209系2100番台のトップナンバー車だった。
今回の8両が廃車されたことに伴い、209系2000・2100番台は6両編成が14本、4両編成が48本の体制になった。6両編成の運用は13運用あるため、6両編成の余剰編成はこれで全て整理されたものと思われる。
【廃車車両の車歴】
千マリC619編成:浦和→幕張(2013-01-11)
千マリC601編成:浦和→幕張(2010-09-09)
※本日(2021年12月26日)は、2回投稿しました。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。