新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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H0731【JR常磐線(中電)】水カツK417編成が機器更新工事出場

2021年6月8日、常磐線中距離電車向けE531系0番台基本編成の水カツK417編成が、機器更新工事を終えて郡山総合車両センター(郡山駅)を出場し、所属している勝田車両センター(勝田駅)まで自力回送した。

今回出場したのは以下の10両

10号車 クハE531-9 2006年4月21日新製(JR新津)
9号車 サハE531-2006 2005年5月19日新製(東急)
8号車 モハE531-2017 2006年8月12日新製(JR新津)
7号車 モハE530-2017 2006年8月12日新製(JR新津)
6号車 サハE530-2015 2006年4月21日新製(JR新津)
5号車 サロE531-12 2006年12月28日新製(川重)
4号車 サロE530-12 2006年12月28日新製(川重)
3号車 モハE531-1017 2006年8月12日新製(JR新津)
2号車 モハE530-17 2006年8月12日新製(JR新津)
1号車 クハE530-17 2006年8月12日新製(JR新津)

補足情報

常磐線中距離電車向けE531系0番台基本編成の機器更新工事出場は、5編成目(うち郡山施工は4編成目)。

この編成は2021年3月25日深夜(26日未明)に常磐線土浦駅-神立駅間で発生した事故により10号車のクハE531-17号を損傷しており、2021年4月8日の郡山総合車両センター入場までに10号車を水カツK409編成のクハE531-9号と差し替えていた。今回の入場ではクハE531-9号を含む10両全てに機器更新工事が施工された。事故発生時点で水カツK417編成は直近の検査から最も時間の経っている編成であったことから、事故とは関係なく当初からこの時期に検査と機器更新工事を実施する予定であったものと考えられる。クハE531-9号はクハE531-17号の代替として連結された車両であるが、今回機器更新工事を実施されたこと、クハE531-9号とクハE531-17号は新製日が4ヶ月差と近く同一仕様の車両であること、編成番号を表示するステッカーも既にK417編成のものに貼り替えられていることを考えると、恒久的な組み換えになる可能性もあると思われるため、今後の動向が注目される。

※本日(2021年6月12日)は、2回投稿しました。

今後の掲載予定

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