2021年6月8日、特急列車向け185系200番台6両編成の宮オオOM03編成が、廃車・解体のため、疎開していた長野総合車両センターで構内移動した。
今回廃車されたのは以下の6両
| 6号車 | クハ185-306 | 1982年3月9日新製(近車) |
| 5号車 | モハ185-211 | 1982年3月9日新製(近車) |
| 4号車 | モハ184-211 | 1982年3月9日新製(近車) |
| 3号車 | モハ185-212 | 1982年3月9日新製(近車) |
| 2号車 | モハ184-212 | 1982年3月9日新製(近車) |
| 1号車 | クハ185-206 | 1982年3月9日新製(近車) |
補足情報
この編成は2020年12月24日に所属している大宮総合車両センターから長野総合車両センターまで自力回送で疎開していたが、結局返却されないまま廃車されることになった。宮オオOM03編成は新前橋電車区(現・高崎車両センター)が新製配置で、2006年3月18日ダイヤ改正で大宮総合車両センター東大宮センターに転属した。2010年9月からは特急「草津」の運行開始50周年を記念して、80系電車のリバイバル塗装に変更された。2013年3月16日ダイヤ改正で田町車両センター所属の185系200番台(B編成)が大宮総合車両センター東大宮センターに転属し、従来より大宮総合車両センター東大宮センターに所属していた編成(OM編成)と共通運用化された際に、この編成はグリーン車を抜き取って波動輸送用の6両編成に変更された。OM編成から波動輸送車に転用された唯一の編成である。波動輸送転用に合わせて、田町所属のリニューアル車の標準塗装(湘南ブロック)に変更されたが、2014年以降は東海道線での登場当時の塗装(斜めストライプ)が185系の標準塗装になった関係で、2016年にこの編成も塗装が変更されていた。この他、2013年10月に185系電車としては唯一、パンタグラフがシングルアーム式に換装されていた。波動輸送にE257系5000・5500番台が投入されることや、「ムーンライトながら」の廃止などの影響もあり、2020年に運用を離脱した。
【廃車車両の車歴】
全車両：新前橋→高崎(2005-12-10)→大宮(2006-03-18)
※本日(2021年6月11日)は、2回投稿します。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。
