2021年3月4日、1000形電車20次車4両編成(1890番台)の金沢1891編成が、製造元の総合車両製作所横浜事業所を出場し、久里浜工場(京急ファインテック久里浜事業所)まで自力回送した。
今回落成したのは以下の4両
1号車 | デハ1891-1 | 2021年3月4日新製(J-TREC横浜) |
2号車 | サハ1891-2 | 2021年3月4日新製(J-TREC横浜) |
3号車 | サハ1891-3 | 2021年3月4日新製(J-TREC横浜) |
4号車 | デハ1891-4 | 2021年3月4日新製(J-TREC横浜) |
補足情報
1000形電車1890番台の落成は、1編成目。
2020年度は2編成が導入予定となっており、そのうちの1編成目である。
今回落成した車両は1000形電車の20次車に分類されるが、1890番台の特徴として、イベント列車での運用を想定して座席をロングシートとクロスシートの両方に転換可能な構造とし、4両編成のうち2両にはトイレを設置したことが挙げられる。先頭部の貫通扉は中央に設置されているため、併結相手となる編成も中央に設置されている場合は幌を繋ぐことが可能である。車両番号は都営浅草線との相互直通運転に伴って締結された協定で制約が設けられている都合上、使える番号が少なくなっていることもあり、京急の車両としては初めてハイフンを用いてハイフン以下の数字で連結位置を示す付番方法が採用された(東京都交通局、京成電鉄でもすでに採用されている手法である)。
追記
編成表を修正しました。(2022-10-25)
配置所を記載しました。(2021-11-14)
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。