2017年7月5日~6日、東武スカイツリーライン・日光線向け20000系電車0番台(20000型電車)の春日部21809Fのうち5両と、春日部21813Fのうち3両が、所属している南栗橋車両管区春日部支所から、渡瀬北留置線(資材管理センター北館林解体所)まで自力回送した。
今回撤退したのは以下の8両
春日部21809F
8号車 | クハ21809 | 1990年9月28日新製(東急) |
7号車 | モハ22809 | 1990年9月28日新製(東急) |
6号車 | モハ23809 | 1990年9月28日新製(東急) |
5号車 | モハ24809 | 1990年9月28日新製(東急) |
4号車 | モハ25809 | 1990年9月28日新製(東急) |
春日部21813F
3号車 | モハ26813 | 1991年9月16日新製(アルナ) |
2号車 | モハ27813 | 1991年9月16日新製(アルナ) |
1号車 | クハ28813 | 1991年9月16日新製(アルナ) |
補足情報
東武スカイツリーライン・日光線向け20000系電車の撤退は、予定全24編成中1・2編成目。
東武スカイツリーライン(伊勢崎線)・日光線で、地下鉄日比谷線直通用として1987年度から1996年度にかけて導入された20000系電車だが、後継車両の70000系電車が導入されたことに伴い、撤退が始まった。最初は状態が特に悪い春日部21809Fと、春日部21813Fが廃車となった。
春日部21809Fは2014年3月の定期検査出場後に1度も営業運転での目撃情報がなく、長らく休車指定をされて部品取りとなっていた。定期検査自体は検査期限通りに施工されたものの、それ以前から休車だったという情報もある。この編成は走行に必要な、きわめて重要な機器(運転台など)すらも抜かれているため単独での自力走行は困難な状況であったが、今回は編成組換の上で自力回送となった。
春日部21813Fは2017年4月21日ダイヤ改正に伴って運用から離脱していた。この改正から、東武鉄道持ちの日比谷線直通運用が削減されており、必要車両数が減少したことで撤退することになった。
今後について、20000系電車はローカル線区へ転用するため短編成化の上でワンマン運転へ対応させる工事が行われることになっているが、状態の悪いこの編成が対象に含まれているかは不明である。
春日部21813Fは2017年4月20日のB2135T(中目黒発 普通 北春日部行)が最後の営業運転となった。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/10/02、作業コード:4-2575-4010-7303-0)今後の掲載予定
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