2017年2月17日、新宿線向け10-300R形電車の大島10-330編成が、廃車・解体のため、所属している大島車両検修場から、京王電鉄若葉台工場(京王重機整備若葉台事業所)まで自力回送した。
今回廃車されたのは以下の8両
8号車 | Tc1 | 10-330 | 2005年2月4日新製(東急) |
7号車 | M1 | 10-331 | 1989年1月18日新製(川重) |
6号車 | M2 | 10-332 | 1989年1月18日新製(川重) |
5号車 | M1 | 10-335 | 1988年12月27日新製(川重) |
4号車 | M2 | 10-336 | 1988年12月27日新製(川重) |
3号車 | M1 | 10-337 | 1986年7月25日新製(川重) |
2号車 | M2 | 10-338 | 1986年7月25日新製(川重) |
1号車 | Tc2 | 10-339 | 2005年2月4日新製(東急) |
補足情報
新宿線向け10-300R形電車の廃車は、予定全6編成中6編成目。
この編成の廃車によって、10-300R形電車が消滅した。この編成が営業運転で使用される最後の10-300R形電車となったため、運用撤退直前から今回の回送まで引退記念のステッカーが貼られた状態で運転された。また、この編成の廃車により、大島車両検修場(新宿線)から川崎重工製の車両が消滅した。
この編成は2017年2月14日の1744T(橋本発 快速 本八幡行)が最後の営業運転となった。この列車に充当後、折り返し回送列車となり大島車両検修場に入区していた。
2006年3月7日の本編成組成からこの編成では約10年11ヶ月間使用された。今後は若葉台工場で部品取りを行ってから群馬県内の施設にて解体される。
【廃車車両の車歴】
8・1号車:暫定編成時代は元・10-080編成の中間車を組み込み。
7・6号車:元・10-090編成の3・2号車。10-420編成に置き換えられて改造された。
5・4号車:元・10-070編成の3・2号車。10-320編成の暫定編成を経て改造された。
3・2号車:元・10-150編成の3・2号車。10-430編成に置き換えられて改造された。
※本日(2017年2月20日)は、2回投稿いたします。
追記
この記事はYahoo!ブログから移行したものです(作業日:2019/11/13、作業コード:4-2525-3020-2000-9)今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。