2025年7月30日、常磐線向けE501系5両編成の都カツK753編成が、所属している勝田車両センター(勝田駅)から、郡山総合車両センター(郡山駅)まで自力回送・入場した。
今回撤退したのは以下の5両
5号車 | クハE501-1003 | 1997年3月7日新製(川重) |
4号車 | サハE501-9 | 1997年3月7日新製(川重) |
3号車 | モハE501-7 | 1997年3月7日新製(川重) |
2号車 | モハE500-7 | 1997年3月7日新製(川重) |
1号車 | クハE500-3 | 1997年3月7日新製(川重) |
補足情報
常磐線向けE501系5両編成の撤退は、3編成目。
今回撤退した都カツK752編成は1997年に落成した量産車の5両編成で、落成当初は常磐線上野口の付属編成として運用されていたが、グリーン車付きのE531系に置き換えられて常磐線土浦駅以北と水戸線の運用に転用され、2006年12月6日にトイレ設備取付工事、2011年4月25日に機器更新工事を、いずれも郡山総合車両センターで実施した。2019年3月16日ダイヤ改正で水戸線の運用から撤退、2024年3月16日ダイヤ改正でE501系5両編成の定期運用が消滅して以降は事実上の休車状態となっている期間が長かったが、今回常磐線の運用から正式に撤退することになった。E501系電車の一部は九州旅客鉄道(JR九州)に譲渡される見込みとなっており、今後の動向が注目される。
【廃車車両の車歴】
全車両:勝田(転属歴なし)
今後の掲載予定
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