2024年11月20日~21日、りんかい線向け71-000形電車の東臨Z11編成が、製造元の総合車両製作所新津事業所を出場し、新津駅から大崎駅まで甲種輸送された。大崎駅到着後は、東日本旅客鉄道東京総合車両センターに搬入された。
今回甲種輸送されたのは以下の10両
10号車 | 71-110 | (J-TREC新津) |
9号車 | 71-119 | (J-TREC新津) |
8号車 | 71-118 | (J-TREC新津) |
7号車 | 71-117 | (J-TREC新津) |
6号車 | 71-116 | (J-TREC新津) |
5号車 | 71-115 | (J-TREC新津) |
4号車 | 71-114 | (J-TREC新津) |
3号車 | 71-113 | (J-TREC新津) |
2号車 | 71-112 | (J-TREC新津) |
1号車 | 71-111 | (J-TREC新津) |
補足情報
りんかい線向け71-000形電車の落成は、予定全8編成中1編成目。
りんかい線の第2世代となる新型車両・71-000形が登場した。車体は総合車両製作所のSustinaブランドを採用し、主要機器はJR東日本のE233系電車と揃えた。相互直通運転を実施しているJR埼京・川越線のE233系7000番台と性能を揃える意図や、東京臨海高速鉄道所属車両の大規模検査はJR東日本の東京総合車両センターで実施されているという事情が考慮されたものと思われる。電動車は9号車と8号車、6号車と5号車、3号車と2号車となり、JRのE233系7000番台ではなく、現行のりんかい線車両である70-000形と揃える形になった。70-000形では一位の番号を新木場方制御車で0、大崎方制御車で9として連結位置を示し、百位と十位を編成番号とする付番法則とされていたが、71-000形では車番下二桁を大崎方制御車で01、新木場方制御車で10として連結位置を示し、百位は編成番号の下1桁と同一にする方式に改められた。
今後は各種試験・訓練を重ねた上で2025年度下記に営業運転を開始、2027年度上期までに既存の70-000形を全て置き換えることになる。
※本日(2024年11月24日)は、2回投稿しました。
今後の掲載予定
今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。