新東京周辺鉄道車両速報ブログ

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H0696【JR房総各線】千マリC626編成とC620編成・C613編成のうち各2両が廃車

2021年5月12日、房総各線向け209系2100番台6両編成の千マリC626編成と、同千マリC620編成・千マリC613編成の中間車各2両が、廃車・解体のため、所属している幕張車両センター(津田沼駅)から、長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1032。

今回廃車されたのは以下の10両

6号車 クハ209-2126 1997年3月6日新製(JR新津):千マリC626編成
5号車 モハ209-2151 1997年3月6日新製(JR新津):千マリC626編成
4号車 モハ208-2151 1997年3月6日新製(JR新津):千マリC626編成
5号車 モハ209-2139 1997年7月4日新製(JR新津):千マリC620編成
4号車 モハ208-2139 1997年7月4日新製(JR新津):千マリC620編成
5号車 モハ209-2125 1996年6月20日新製(JR新津):千マリC613編成
4号車 モハ208-2125 1996年6月20日新製(JR新津):千マリC613編成
3号車 モハ209-2152 1997年3月6日新製(JR新津):千マリC626編成
2号車 モハ208-2152 1997年3月6日新製(JR新津):千マリC626編成
1号車 クハ208-2126 1997年3月6日新製(JR新津):千マリC626編成

補足情報

房総各線向け209系2100番台6両編成の編成単位での撤退は3編成目。

2021年3月13日ダイヤ改正で房総各線(幕張車両センター)所属の209系の運用が大幅に見直されたことに伴い、編成単位で余剰になった千マリC626編成と、6両編成から4両編成に短縮された千マリC620編成(現・C448編成)と千マリC613編成(現・C445編成)の余剰中間車の計10両が廃車となった。

千マリC626編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ65編成(7次車)から改造された編成で、東京総合車両センターで2010年5月5日に転用改造工事が竣工してから、房総各線では約11年0ヶ月間運用された。改造順では一番最後ではないが、車番の上では6両編成のラストナンバー編成だった。

千マリC620編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ71編成(9次車)から改造された編成で、東京総合車両センターで2012年9月5日に転用改造工事が竣工していた。2021年2月24日に、6編成中1編成目に編成短縮作業が行われ、千マリC448編成を組成した際にモハ209-2139号とモハ208-2139号が余剰になった。一番最初に組み換えの実施された編成だったが、余剰車の廃車順は一番最後になった。

千マリC613編成は、京浜東北根岸線の宮ウラ51編成(7次車)から改造された編成で、大宮総合車両センターで2012年6月18日に転用改造工事が竣工していた。2021年3月1日に、6編成中2編成目に編成短縮作業が行われ、千マリC445編成を組成した際にモハ209-2125号とモハ208-2125号が余剰になった。大宮総合車両センターで一番最後に転用改造工事を施工された209系2000・2100番台だった。

【廃車車両の車歴】
千マリC626編成:浦和→幕張(2010-05-05)
千マリC620編成:浦和→幕張(2012-09-05)
千マリC613編成:浦和→幕張(2012-06-18)

今後の掲載予定

今後の掲載予定は、サブブログ『新東京周辺鉄道車両速報ブログ管理委員会』に記載しております。