2021年11月17日、横須賀線・総武線快速電車向けE217系0番台基本編成の横クラY-50編成が、廃車・解体のため、所属している鎌倉車両センター(大船駅)から長野総合車両センター(長野駅)まで配給された。牽引はEF64-1032。
今回廃車されたのは以下の11両
11号車 | クハE217-50 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
10号車 | サハE217-50 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
9号車 | モハE217-50 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
8号車 | モハE216-1050 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
7号車 | サハE217-2099 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
6号車 | サハE217-2100 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
5号車 | サロE217-50 | 1999年11月5日新製(川重) |
4号車 | サロE216-50 | 1999年11月5日新製(川重) |
3号車 | モハE217-2096 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
2号車 | モハE216-2096 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
1号車 | クハE216-2071 | 1999年11月5日新製(JR新津) |
補足情報
横須賀線・総武線快速電車向けE217系0番台基本編成の撤退は、予定全51編成中9編成目。
横クラY-50編成は旧幕張電車区が新製配置の車両で、8次車グループに属する。1号車には新製当初から車椅子対応トイレが設置されていたため、編成の組み換えは実施されていない。2010年10月28日に東京総合車両センターで機器更新工事が施工されていた。2018年3月14日にはE217系で唯一、線路設備モニタリング装置搭載対応工事が施工されていた。線路設備モニタリング装置の搭載に対応した営業用車両が廃車になるのは初めて。なお、E235系1000番台の横クラF-13編成が線路設備モニタリング装置の搭載に対応しているため、この編成が廃車になっても今後の検測に直ちに支障はない。
【廃車車両の車歴】
全車両:幕張→鎌倉(2006-03-18)
今後の掲載予定
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