2023年10月27日、常磐線中距離電車向けE531系0番台基本編成の都カツK417編成が、機器更新工事実施のため、所属している勝田車両センター(勝田駅)から、郡山総合車両センター(郡山駅)まで配給・入場した。牽引はEF81-140。
今回入場したのは以下の9両
9号車 | サハE531-17 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
8号車 | モハE531-9 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
7号車 | モハE530-2009 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
6号車 | サハE530-2013 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
5号車 | サロE531-10 | 2006年12月25日新製(川重) |
4号車 | サロE530-10 | 2006年12月25日新製(川重) |
3号車 | モハE531-1009 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
2号車 | モハE530-9 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
1号車 | クハE530-9 | 2006年4月21日新製(JR新津) |
補足情報
この編成はE531系の基本編成(10両編成)だが、10号車に連結されていたクハE531-9は、クハE531-17が事故廃車となったカツK417編成に供出したため2021年以降欠車となっている。10号車の供出後、基本編成の予備車が不足した際には、付属編成のカツK461編成がクハE531-1011を暫定的に連結して運用入りしたこともあったが、その時期以外は運用入りすることができずに休車状態が続いていた。今回は、休車状態が続く中で入場することになったが、E531系の機器更新工事が進み、機器更新工事を全く実施されていない編成が少なくなったこともあり、仕様統一のため機器更新工事を実施することになったものと思われる。現時点でクハE531-17の代替となる車両は落成しておらず、今後も基本編成の予備車が不足した際には付属編成との間で制御車を融通するのか、あるいは今回の機器更新工事に合わせてクハE531-17の代替車が落成することになるのかは不明である。
※本日(2023年11月1日)は、2回投稿します。
今後の掲載予定
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